『グラム・ロックにパンクの味付けをしたグループ、カドリー・トイズ登場!!』
★Part 5
次いでA-4の「Full Circle」はヴォーカルのシーンがしなやかに官能的に歌い上げるドラマチックなナンバーだ。この曲を聞いた人は誰でも、デヴィッド・ボウイのデビュー当時を思い起こさずにはいられないだろう。
A-5の「Astral Joe」は、60年代のリバプール・サウンズ、マージー・ビートをベースにして作られた曲の様だ。懐かしさと同時に、カドリー・トイズの幅広い音楽性を窺い知ることができる。
さてA面最後のA-6は、このアルバムのタイトルにもなっている「Guillotine Theatre」だ。このアルバムの中で唯一、この曲だけがライブ・レコーディングされているのも興味深いところ。場所は不明だが、ロンドンのライブ・ハウスの一軒だろう。ムンムンとした熱気が聞く側にも手に取る様に伝わってくる。
(管理人・註/A-6「Guillotine Theatre」が、どこでどんなふうにレコーディングされたのかは、パディさんによると「秘密!」だそうです。謎を残したまま、この項つづく)
【ZOO / NO.24 昭和54年10月25日発行 p20-21】
★Part 5
次いでA-4の「Full Circle」はヴォーカルのシーンがしなやかに官能的に歌い上げるドラマチックなナンバーだ。この曲を聞いた人は誰でも、デヴィッド・ボウイのデビュー当時を思い起こさずにはいられないだろう。
A-5の「Astral Joe」は、60年代のリバプール・サウンズ、マージー・ビートをベースにして作られた曲の様だ。懐かしさと同時に、カドリー・トイズの幅広い音楽性を窺い知ることができる。
さてA面最後のA-6は、このアルバムのタイトルにもなっている「Guillotine Theatre」だ。このアルバムの中で唯一、この曲だけがライブ・レコーディングされているのも興味深いところ。場所は不明だが、ロンドンのライブ・ハウスの一軒だろう。ムンムンとした熱気が聞く側にも手に取る様に伝わってくる。
(管理人・註/A-6「Guillotine Theatre」が、どこでどんなふうにレコーディングされたのかは、パディさんによると「秘密!」だそうです。謎を残したまま、この項つづく)
【ZOO / NO.24 昭和54年10月25日発行 p20-21】