一日一遍 人生を成功に導く 365人の言葉
1-30 山折哲雄 国際日本文化研究センター教授
僧に似て塵にあり、俗に似て髪なし
芭蕉の「野ざらし紀行」に出てくることばである。
時に芭蕉41歳、伊勢、奈良、吉野、京都を旅して江戸にもどっている。自分は頭陀袋を下げ、手に数珠をもって僧の姿に似せているが、実は世俗の塵にまみれている。それならば、まったくの俗人かといえばそうでもない。髪をそり落としているからだ。かつて13世紀の親鸞も同じよううなことを言った。何物にもとらわれない生き方をいったものであろう。現代人にも通ずる旅の心得である。
芭蕉 何と言われようが、旅である。人生であると悟った感じがします。



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