25年ほど前に台湾の高雄で買った炉均窯の水滴です。

いつも通勤に使っていたドライバーと契約して、毎日ホテル前で待ってもらって、帰り

はTELをならすと仕事先まで来てもらうと言う付き合いでした。

英語も日本語も全く通じない!

通じるのは多少の身振りと筆談~何とかなるものですね。

その運転手から筆談で骨董市があると言われて連れて行ったもらった室内の骨董市

での買い物でした。

まあ日本の骨董市とそっくりな市で十二分に楽しめました。

 

清時代の物かなと思いました。

日本・李朝の水滴~中国の水滴~東南アジアの水滴~大きさは同じですが、水の取

り出し口が違います。

日本・李朝は数mmの穴が空いてるだけ、中国は口が広くスプーンの様な小匙がが

ついていて、おしとやかにくみ出して使います。東南アジアは穴の周りに円筒形

の注ぎ口をつけているんです。

ですので、注ぎ口の形をみればどこの水滴かよくわかります。

 

この口の周りに張り付いているのは?

多分~イモリですよね。

水に関係する水滴は、水辺を好む動物も良くモチーフに使われます。

口元を見ますと、こんな感じ筆洗いにも水滴は使われるんでしょうね?

隅には水切りがついていて実用的です。

 

台湾に行った時、中国と台湾海峡にある島をめぐって火花を散らしていまして、戦争

になるのではないかと思い、心配しながら行ったんですが、国民同士は通通~とても

戦争になる様な雰囲気ではありませんでした。

仕事場には、多くの中国人が出稼ぎに来ていたり、ここの骨董市の出品者の半分

ほどが香港の業者さんだったりで~和気あいあいで仕事をしていました。

日本のマスメディアの情報を信じたら大変な事になります。

焼物は表も大事だが、裏の高台部分はより重要~顔隠して尻隠さずとか、表隠して

裏隠さずと言う言葉がありますが、陶磁器の場合はひっくり返して裏を見ることに

よってより多く事がわかります。

均窯とは宋~元時代に、河南省にて作られましたので、土は陶土なんです。

したがって土は茶色っぽい色。

特徴は釉薬が少しキラキラ光っている様に見えることで月白釉薬なんて呼ばれる

こともあります。

炉均窯は、これをまねて景徳鎮あたりで作られたもので、磁器なんです。

つまり炉均窯の胎土は白色です。

 

台湾~見る所は多くは有りませんが、日本人に対して非常に吃驚するぐらい親切です。

あまりにも親切だから、されるほうも、とまどいます。

 

朝鮮・台湾、どちらも日本は同じように統治しました。

やることは変わってないはず!

だのに韓国には憎まれ、台湾では大事にされる。

この違いは何か!

最近分かってきました。