赤道直下のインドネシアに避暑に行きたい!
教科書で習ったのは、日本は温帯地方に属し~赤道直下は熱帯地方になると
いうことでした。
これホントかなと思って本日の赤道直下の天気予報を見てみました。
ここ一週間~ジャカルタで31度~32度
東京は、34度~35度!
アレレ~先生は嘘教えたな!
日本が熱帯地方でインドネシアは亜熱帯じゃないのか??
これでもし円高であれば、ホントに行きたい所なんだが、円が安すぎて向こうに
行ったら生活できません!
諦めるしかない~この様に毎日思うpadaです。
生きている間にもう一度、インドネシアで骨董ハンティングをしたいですね。
古裂ハンティングは尚更良い~何故なら、コンパクトに折りたためて割れ
ないからです。
これはジャカルタで買ったジャワ更紗!
骨董街を歩いているとミスターミスターと呼ぶ声が、アアまたかよと後ろを振り
返り見たらチビなpadaよりチビな男が、これを両手いっぱいに広げているんです。
見直してみて良いなと思ったんですね。
値を聞けば、かなり安い!
さてどうするか??
相手は、よしよし釣れた釣れた思ったでしょうね。
コーラー・コーラーと言うので店に入りました。
ここの店主、padaが他の店でジャワ更紗を見てるのを嗅ぎつけていたん
でしょうね。
ジャワ更紗を最初に買ったのは、別の店で、良いものは家にあると言うので、
見せてもらって数点買ったのが、始まりで、勉強がてらと思いましたが、やはり
張り込んだだけに一級品でした。
その店以外で買った最初のジャワ更紗が、これなんです。
落ち着いた雰囲気のジャワ更紗~後ろを振り返って引き返しただけの価値は
ありました。
そして段々と賢くなって~やって見たくなったのが骨董(古布)の買い出し人!
日本ではできないが、インドネシアではできそう!
それで暇人を集め買い出し人グループを作ったんです。
勿論~自分も、その中の一員です。
これは、スマトラで見つけた更紗!
製作は中部ジャワのラスム~調べたら、今はこの手は作ってない!作っても売れ
ないから作らない~ジャワ島では高いんですが、スマトラでは掘り出し物、シメシメ!
*何故作らないか、ラスムは利にさどい華僑なんです。
手間のかかるジャワ更紗を止めて、プリント工場に転身していったんです。
それでラスムの更紗は、幻のラスムと呼ばれるようになりました
これもラスム~この赤はラスム赤と言われる持ち出し禁止の秘伝です。
メラ―ダラーと呼ばれています。
血の赤色と言う意味です。
こちらは、まず出てこない物!
セマランで骨董屋さんだと思って入ったら、切手屋さんでした。
その話をしているときに、奥さんがビニール袋に入れた物をどさっと机に
置きました。
何や!端切れかと思ってみたら、何か白い紙がついてる。
見たら~1942の文字がついてる。
これはまだ独立前の時代じゃないか?
オランダ統治時代のサンプルじゃないかとおったまげ、知らぬ顔して幾らと
聞いて支払いしました。
オランダに支配されていた頃の資料は本当に残っていないんです。
何故かと言いますと、文字を覚えることを禁止したんです。
オランダは現地人が知識をつけるのを恐れました。
賢く成れば、はむかってくるからです。
ですが、これが幸いして、地方色豊かな布が出来上がりました。
30年程前のインドネシアは~布の生きた博物館なんて呼ばれていました。