北野天満宮の骨董市です。
昨日の目的は娘の試験合格祈願で行きました。
40過ぎの娘の為に・・・(汗)
個人的には東寺の弘法市よりは少しゆったりしていて緑も多く好きだが、何様バスが混む!
バスに不慣れな人間には苦手な場所です。
この門を登った左では、絵馬堂があって、天井を眺めていたら、アリャリャ~
お猿がいた!
コリャ絵馬より猿の方が面白い!
凄いジャンプ力だな!!
合格祈願は上・中・下とあって、桐箱入りが2500円~中が1000円~下が800円と
なっています。嫁さんが桐箱入りを買おうとしたので、横からアドバイス~今の
状態から見て、試験に通ると思う?
まず無理、多分来年も買う事になるから、千円にしたら・・・偶には良いことを
言うねと言って、1000円のお守りを買いました。
この後、ハイジさんのお店に少しおじゃましました。
海外の人の多いお店ですね。
こういう所に来ると、あれも欲しい~これも欲しいと言う嫁さん!
試食品をいっぱい食べて、最後に買ったのがトマトの乾物でした。
半分発掘?に見える様なものを扱うお店~多分本物と思える金海茶碗が5万円!
器体は李朝~耳は中国~中韓共作の様な編壺が80万円です。
この値段のレベルの物でしたら、室内の大掛かりな骨董市だったら、奥の方の
ガラスケースに納まるはずですが、ここではさりげなく、棚の前面に出ています。
この店は、値段は高額な物が多く~その様に高い物を買う人が、いるのかと思って
たら、電卓片手に交渉している人がいました。
昔は算盤でしたが、今は電卓~これでしたら外国人にも通じますね。
交渉している人は中国人みたい!
円安で気持ちはわかるけど、もう少しよく見てねと言いたいです。
でも日本にお金を落としてくれるんですからありがたいですね。
出来れば昔やって来た、初期伊万里とか古伊万里の里帰りをお願いしたいところです。
これは、どうですか!本日の珍品お宝です。
服にはきれいな墨の字で名前が書かれています。
中々ない戦中の女学校学生服です。
調べたら1944年には女学校ではスカートが廃止され、モンペが採用された
そうです。
ネットより借用
この様に、竹やりを持ってB29爆撃機を落としに行くんです。
凄いですね!
発掘品を扱うお店!
右後ろの瀬戸瓶子は6万円~後ろの方の大きなものは、似た様な値段です。
発掘品にもいろいろあって、現代作家が捨てた物でも、拾えば発掘品です。
果たして、これはいつ頃の物の発掘品でしょうか??
左の古瀬戸に似た陶片の古瀬戸瓶子をネットで探してみました。
有名な古瀬戸なので、鑑定団でも何度も取り上げられています。
一番安い古瀬戸瓶子を取り上げてみました。
本人評価額は20万→鑑定団評価額は40万円なんです。
これは、至る所で補修されています。
色が濃い所がつないだところ~確かにバラバラ!
解説は↓
「鎌倉時代に愛知県の瀬戸窯で焼かれた古瀬戸の瓶に間違いない。おそらくバラバラの破片で発掘されたものを継いだのだろう。バラバラで発掘されるとだいたい足りない部分が必ずある。そこで同じような破片をくっつけて復元する(呼び継ぎ)のだが、ところが依頼品はすべて同じ瓶の破片。これが値打ちとなる。草木の灰を釉薬に使い、全体にかかった涙痕の流れが美しい」
これから行きますと、発掘品の古瀬戸でも、無茶高い~見えない部分も無傷でしたら
6万どころか→100万超えの値段がついても不思議でないです。
最後には喉が渇いてかき氷!
400円は価値がありました。