文芸春秋の編集長~小松正衛さんは大の骨董好き!

勿論高価な物もあるが、その辺りに転がっている様なものも多くて読みやすい。

 

現役時代は出張の多い仕事だったので、かばんの中には2冊ほど、読みたい本を

入れておいて電車の中では読みながら楽しんだものです。

この人は酒豪で有名~当然集めた中には酒器が多い~これまたpadaの好みと

合うんですね。

徳利にしろぐい飲み&盃にしろ、一般に出回りだしたのは江戸も後期になってから~

中期になると酒器と言っても、他の目的の器からの転用になることが多いと思います。

 

ページをめくっていると江戸中期頃の、唐津~黒牟田の徳利が出てきました。

刷毛目ですが、なかなか良い感じ。

刷毛目は李朝から伝わったものですが、日本でドンドン進化していき~こんな粋な

刷毛目に変化していったんです。

 

これも、油壷として使われていたのかもしれませんね。

欲しいな欲しいなと、電車の中でビールを飲みながら見ていました。

家に帰って、よく行ってた骨董屋に行ったら!

棚の上に、アリャーあった!

まさかね~神様はpadaの味方と思って買ってしまったんです。

10日ほどの出張でしたが、多少たまった出張手当も・・・この徳利に消えました。

人生なんて、こんなものなんですね。