1月1日 能登地震発生時のテレビ放送

逃げて下さい!逃げてください!テレビを見ないで逃げてください!

津波が来ます!大きな津波がきます。今すぐ高台に向かって逃げてください!

戻ってはいけません!高台に逃げてください!

 

こんな事を命令口調で何度も繰り返す。

NHKを見ていたらテレビの画面が切り替わり、アナウンサーが変わり、今まで聞いた

ことが無いような、命令的な強い口調で繰り返されると、やはり逃げます。

これほど分かりやすいアナウンス過去無かったですね。

 

このアナウンサー、元地元の金沢地方のアナウンサーとか、地元にとっては

馴染みのあるアナウンサーが、この様な強い口調で緊急事態をくりかえすと、やはり

即逃げます。

*今現在~津波が原因での死者&行方不明者は1名のみ、随分と貢献しています。

今回のNHKの対応~素晴らしかった!視聴料金払っても惜しくはなかったです。

こちらは2日JAL機火災の機内の後方の様子です。

写真には写ってませんが、右側にも通路があって、そこにもCAがいます。

これも素晴らしい対応でした。

この写真は、脱出前のパニック防止コントロールでしょうか?

乗客の皆さん、CAの指示に従っているのがよくわかります。

 

 

緊急時の脱出は、本来機長の指示で行うが、それが待てないときはCAの判断で

行うことになっているみたいです。

今回は、機長の指示を待っていたが、機内のインターホンが使えず、機内に煙が充満

してきて外の火が見えたので最終的に脱出指示を自分で判断し、乗客を外にだした

と言うことになります。

「右側後方のR4は「火が見えたため開けられない」として、他のドアに誘導。左側

後方のL4は火災がなく、脱出シュートを展開する余裕もあった」ため、ドアを

開けた。

この判断が素晴らしい!

脱出シュートにて避難では乗客に説明し、手荷物は持たずを徹底したみたい!

「荷物を置いて飛行機を降りるという基本的な規律による、奇跡の脱出だ」

これが素晴らしい!

*脱出シュートから出た、乗客は、次に降りてくる人を助けています。

  これも素晴らしい。

 

肩にかけれる程度の荷物であれば、持って降りようとする客は必ずいるはずですが

CAが、それをさせなかったんでしょうね。

中には上着も着てなかった人もいたと言う話です。

その様な結果から、これだけの人がいながら、病院に運ばれた人は15人ほど、しかも

軽症でした。

こちらは、羽田空港の2016年、KALのエンジン火災の場合です。

脱出シュートで脱出した後の写真ですが、この写真だけで全てが見えますね。

一見何ともない様な写真にはなってますが、怪我で病院に運ばれた人の数はJA

Lの倍以上になります。

この後調査が行われ、公式な報告書がでました。

 

運 輸 安 全 委 員 会からの事後報告により抜粋します。

大きなミスは↓

*出火した側のシューターが降りていた。

*乗客はCAの注意も聞かず、手荷物を持ってシューターから脱出している。

*さきに降りた乗客は、後続の人を助けなければならないのに、これがない。

*左翼から白煙が出ている状況にも関わらず、機内には「ただいまもう1度離陸の

  許可を待っております」「しばらくお待ちください」と的外れなアナウンスが

    流れた。

  機内連絡の不備

*結果的には、けが人は40人も出た。

 

にもかかわらず!

大韓航空の副機長「完璧な緊急脱出だった」と語った。

勿論、これは認められず、事後調査により2週間ほどの業務停止処分となった。

 

両機火災事故の結果、JAL機の今回の対応は素晴らしいにつきます。

働き盛りの女性が今年は元気~力強いです。