ジャワ更紗には固有の名前が付いた布が多いです。
これ非常に面白いです。
例えば、パランルサック(鎌・壊れた)~鎌の刃がボロボロになった様な模様、
フジャンツルーン(雨・降る)~雨が降ってるような絵柄~カインテガネガラ
(布・3・国)=青がペカロガン、赤がラスム、茶色がソロ~3ヶ
~さらにネシア語・オランダ語・ジャワ語ちゃんぽんですから、これだけでも追い
かけていくと大変かと思います。
この中で日本語の名前が付いたジャワサラサもあります。
それが↓
今陰干している布の中で、真ん中の着物の柄みたいに華やかなのがそれで、呼び名は
バテックホウコカイと呼びます。
取り出してみますね。
こんな感じで、ジャワ更紗の中での華やかさではピカ一 です。
日本軍がちょっとだけインドネシアで、ご機嫌取りの為、作った布です。
これは二か所ほど、裂けた所を修理されているのが残念。
バテックホウコカイ→日本語で書きますとバテック奉公会となります。
これは買い出し人が探してきました。
傷は?
まあいいかと、思うしかないです。


