多分明治頃の貯金箱。
あるようでないのが貯金箱だと思います。
何故なら~普通に商売してれば銭函は必要ですが、お金の余る人以外は貯金箱は
必要ないからです。
そう言う事で、この様な貯金箱は珍品にはいると思うんですが?
盗まれてはならないので、しっかりと鍵がついてます。
裏側にはしっかりと焼き印が!
多分持ち主の印で~消えた墨書きもあります。
これ読めたら面白いですが残念!
此方は内箱~墨書きがいっぱいですが・・・消えて読めません!
朱の部分が気になります。
一つわかるのは、25+5=30の計算
これ内箱の裏の奥にあるんです。
箪笥で言えば~引き出しの左奥に相当します。
誰にも見られない様な秘密の計算式ですね。
この辺りが骨董品の面白さ~謎解きがはじまります。
これは貯金箱~ですから、中身は硬貨のはず!
25は現在持っている数字~あと五枚で30枚になると考えられますね。
貯金箱は夢なんです。
それは誰にも経験があるはず~子供の時は郵便局の10円玉用貯金箱をもらって、
いっぱい貯めるのが夢でした。
これは大人になってもほぼ同じ~違いは額だけなんです。
いっぱいならずに已む得ず引き出すこともありました。
これがなかなか出ない!それを引き出すのは、針を使います。
裁縫の針がそうです。ジャラジャラとゆすって、底を覗きますと、立ち上がった10円玉が
見えます。
これを針を使って垂直にして上手に振れば硬貨は落ちてくるんです。
硬貨の投入口の大きさは、貯金目的硬貨のちょっと大きめが理想ですね。
大きすぎると、ジャボジャボ落ちる~小さすぎると貯金できない!
適正な大きさが必要なんです。
それではノギスで、この硬貨投入口の寸法を測ってみます。
寸法は約39m㎜近いと出ました。
成程~わかったぞ!わかった。
これは当時流通していた、一番デカイ硬貨~一円銀貨をターゲットにしたもの
だったんだ。
この貯金箱の持ち主のへそくり目標の額は取り合えず銀貨30枚だったと
考えられますね。
では最後に試してみます。
オオ~入ります。
しかも左右に若干の隙間あり~これでしたら中に入った硬貨を針を使って脱出
出来ると思います。
器用なドラ息子でしたら、親父のいない間に鍵の掛かったら貯金箱から針を使って
盗み取る事ができますね。
これが出来たら、将来の鼠小僧の資格十分です。
さらなる疑問は~これにいっぱい一円銀貨を詰めたらいくら入るか?
そして今の価値で幾らになるか?
最大~まさか!まさかの金額に~平均10万円として200枚~2千万円だ!






