日本の事を知るのに一番簡単な方法は、海外が日本をどのような目で見ているのかと

知るのが手っ取り早い事もあります。

それを可能にしてくれるのが、韓国新聞の日本語版~朝鮮日報・中央日報・

ハンギョレ(半ギレではない)新聞です。

日本の新聞は回りくどいが、韓国の新聞は単刀直入に切り込むので単純な頭には

理解しやすくわかりやすい!おまけに情報が早いです。

 

昨日も、そのような目で朝鮮日報の日本語訳を見ていたら、この様な文化財が

載っていました。

 

一見~色絵の古清水焼かと思ったんです。

はて?李朝には色絵は無かったはず??

何で清水焼が国宝に・・・と考えていたら、これ大変な物だと気が付きました。

 

一般的に色絵は、どの様に焼くのかと言えば①800度ぐらいで素焼き②呉須で

絵を描き釉薬をかけて本焼き③今度は上絵窯で低下度で焼く(色絵の具で

上絵を描き)この様な面倒な方法で色絵の器は完成するんですが、李朝には、これが

無いはず!

 

ここまで考えて~ハタと気が付きました。

これ、青の部分は呉須で描き、葉っぱは鉄釉薬(例えば弁柄)そして赤の部分は

銅釉(辰砂)なんです。

多分素焼きもせずに乾かした後~それぞれの釉薬で花を描き、その上から透明釉を

かけて薪窯で1250度ぐらいに温度を上げ、還元焼成で一発で焼き上げた

傑作なんです。

一番難しいのは赤色の発色~銅釉薬が溶ける温度は900度ぐらいから、ここで窯

内部を還元にしなければこの赤い発色はでません!緑色になってしまうんです。

還元と言えば窯の中を酸欠にしなければなりませんね。

酸欠になったら、今度は温度が上がらない~上がらなければ、陶器は焼けません!

ここがポイント!プロ中のプロが焼いたら、この様な物が出来上がるんです。

 

説明書きがありますので添付します↓

16年間の間で、1万4580倍、ここまでの値上がり率~こんなの有るんですね。

 

ネットで、他に似たようなものは無いかと探してみたのですが同レベルの作品は

ありません!

見つけたのは、この様な韓国の人間国宝の作品です。

白磁青画鉄彩銅彩は国宝の徳利~青画が抜かれていますが、後はほぼ

同じ技法の作品です。

昔と違って焼き物は、科学的・技術的にに、かなり研究されています。

窯も薪窯ではなく、電気窯・ガス窯が主体~温度調整も簡単ですが、出来上がる

製品はこの様になります。

 

芸術の中でもマダマダ焼き物は、火の神様と人間の合作なんですね!