買い出し人のサニーの仲間からジャワ羅紗を売りたがっている人がいるとの連絡が入
りました。
この様な場合、値段は少々お高いが良い布が多いんです。
聞けばジャワ島南西部の田舎で、大漁祝いの儀式に使っていた布だそうです。
漁師も少なくなって儀式も閉鎖、それで使っていた道具類をセリにかけて処分したとか、その内の二セットを持って二人組の人がpadaの借家にやって来ました。
その布が上の写真です。
おまけにオリジナルの肩掛(左)けもセットでついているんで感激!
古布でセットで出て来るのは初めてでした。
中々品格の良い羅紗で、状態も無茶良くほとんどくたびれていません!
戦前の物ですが、使うのは年に一度とか!
成程です。
この布はおそらくジャワ島のラスムでの制作でスマトラ向けのタイプだと思います。
持ち主の説明では、浜で大漁を祈る儀式のとき、この布をつけ四辺形の四隅に女性が立ちます。
そして真ん中には、その年一番の美女が赤いジャワ羅紗を身にまとい儀式が始まるらしいです。
この辺り漫画をかきながら説明してくれました。
上下のギザギザを見て下さい、この様な物はスマトラ島のデザインなんです。
*ジャワ島の南西岸~お隣は海を隔ててスマトラですから何と無くわかります。
そしてギザギザの色が違いますね。
このような物をインドネシア語でパギソレ(朝・晩)と言います。
此方が明るいから朝(パギ)と思います。
巻きスカートですから巻き終わりをこちらにすれば赤いトーパルパン(ギザギザ)
が表面に出ます。
一方巻き方を反対にすれば此方の晩(ソレ)が表面に出て二種類の使い分けが
できるんです。
この質問をインドネシア人の女性に投げかけてみました。
勿論おばちゃんにです。
1.スマトラ方面のデザインと分かる人は80%。
2.パギソレが分かる人はその中で半分でしょうか?
3.ではどちらが朝で、どちらが晩かは~意見がわかれてまことに曖昧です。
話は変わりますが、此処はギャラリー喫茶です。
5月に陶芸サークルの先輩たちが展示会をする予定なんですが、padaも誘われ
ているんです。
pada作の陶器では勝負にならないので、ジャワ羅紗で度肝を抜かせ参加しょうかと考えているんですが?
正面に木の板があって、この上に陶器が並ぶんですね。
壁が遊びますので、ここの壁にジャワ羅紗を3枚並べれます。
そして、反対側↓には4枚!
合計7枚が可能です。
さてどうするか?
田舎で古ジャワ羅紗の展示会を見る機会はすくなく、チョット来られる方の反応を見てみたいような気もするんですが?
大漁祭りの話を思い出し、真ん中の別嬪さんが身に着けていた羅紗を持ってきたら
買うよと言う話もしましたが、10年も前の事でどこへ行ったか行方不明だとの連絡を
うけました。
このジャワ羅紗は思うに左の様なものかと思っているんですが、よく見て見て
下さい!
見ての通り、上下だけでなく、左右もデザインが違いますね。
もうひとひねりした羅紗になってます。
そして生地も違う!キャンブリックと言われている最高の生地ですが、この違い
をネットでお見せできないのがつらい所です。








