よく行っていた田舎の骨董屋~骨董屋と言うよりはガラクタ屋、出張から帰ってポケットの中に小銭が少々あったので久しぶりに何かないかと行ってみました。

 

そこで見つけた高台付き印判蕎麦猪口!

傷だらけでガタガタなんだが気になりました。

見ていて、思い出したのが、この手の蕎麦猪口は猪口の中では王様だと言う一文!

 

持ってみたら厚みがあっていい感じ!これで熱燗をググイと一気飲みしたら旨いだろうなと

思ったら手放せなくなって買って帰りました。

さっそく本を開けます。

 

ここに書いてます!

この絵の第2図が最も古い蕎麦猪口と説明があり、次のページを開けて見たら、数は少ない!

少々傷が有ろうと見つけたら掘り出し、即買いだと書いているんですね。

そう言う事で、疑いの知らない初心なpadaは買ってしまったんです。

 

これコンニャク印判と言います。

江戸時代の中期頃には印判が出るんです。

印判はスタンプですから量産品のはずで単価が安くなるんですが、当時は技術は今一だったようで普及せずに終わってます。

これも失敗作で、絵は多分大根にネズミだった思うのですが、大根の葉っぱ部分だけで終わっているんです。言わばエラー蕎麦猪口でしょうか?

この染料は呉須と言いますが、器体に絵付けすると消せないんです。

と言う事でスタンプよりは熟練工による絵付けの方が結局安上がりなんでしょうね。

 

絵付けの失敗と、口縁が割れてます。

口縁はpadaが金直しをしました。これがもし絵がバッチリで傷が無ければ↓のようになります。

全て上手く行ったのが、これ!美術館行の蕎麦猪口になります。

ネットよりお借りしました。

こうなりますとpadaにとっては美術品で骨董ではありません!

何故なら自分では持てないからです。

 

先の京都骨董祭①で、このレベルの蕎麦猪口が売りに出ていましたね。

70万円~8年前の話ですが。