少し昔、花園神社の骨董市で見つけたデルフトの古壺です。

売主は、ガラクタと見たのか?その他をまとめた箱の中にあり、煤で真っ黒けでした。

それを三日三晩キッチンハイターの液につけ、ここまで綺麗になりました。

それにしても下手くそな絵!これガラクタと見るのが当然と思う人が多いでしようね!

padaもそのように思ったのですが、一寸触ってみたのです。

ここがネットオークション等とは大違い!骨董市の良さは、これが出来る事なんです。

勿論我楽多と思っても店主の了解は取りますが、一度も拒否されたことはありません!

さて、これを見てドキリとしました。

心臓はドキドキ~コリャ大変な珍品ガラクタだと思ったんです。

知らぬ顔して~これ幾らと聞きます。○○円だよと返事が返ってきます。

さりげなく財布を取り出し~お金を払って、溜息!これでようやく自分の物になった。

 

これは完全に日本の古伊万里を真似ているんです。

最初の写真は窓枠を作り、花と草を書き込み、全体に氷裂模様でつなぐ~伊万里の代表的な模様なんですね。

そうなんだから、この窓枠にはいったい何が、これは文字なんです。

たとえば成化年製、この様な文字が入っているはずなんですが?この下手くそな字では全く読めません!

肩には汚い花草模様が!

それにしても、これが何故日本に有るんだろう?

何か薬の様なものが入っていたのに違いないなんて思いました。

こんな下手なものがよくぞ船に乗ってやってきた物だ!

これは多分オランダのデルフト~証拠は、この部分~当時のヨーロッパでは磁石は手に入らず、汚い土に白い土で化粧をして白磁とし、その上に絵付けをしたんです。

白い磁器は焦がれの品だったんですね。

黒い土の上に白い土を被せる、これ案外簡単なようで難しい!

土の乾燥及び焼成時の縮みが違う為、亀裂が入るんです。この肩の部分がその跡になるんです。

駄目押しが、この部分!

高台脇の3か所に指跡がついてます。

指でわしづかみをして、釉薬をかけた跡なんですが、茶方辺りでは、この欠点を見所にしているんです。外国人には理解できない、この習慣~日本人のpadaでも理解出来ない!

でも~これは指跡だとはわかります。

そっと手を当ててみました。

全然指が届きません!オランダ人は世界一デカイ~なる程とうなずくしかないです。

骨董集めの楽しさは①見つけて買う事②調べる事③見て楽しみ④飽きたら売って楽しむ事

 

最後の楽しみは④の項目なんです。

padaが見つけたお宝は、他の人が見て、お世辞を抜きにしてどう思うかなんです。

つまり売ってみなければわからないと言う事です。

それで、ネットに売りに出してみたら即売れました。

しもた、padaみたいに考える人がいたんですね(涙)

*普通売れたら喜ぶのに・・・コレクターは不思議です。

今倍の値段で買い戻しますので、もしこの投稿を見かけたら連絡ください!

コレクターは集めるのが本業~処分は考えてないのでドンドン膨らんできます。