この古瓶だって手紙が入ってたかもしれない!

海揚がりの19世紀のオランダのジンボトルです。
見つかったのはインドネシアの海岸です。
何故ならばインドネシアから持ち帰りましたので。
海揚がりの物は瓶でも陶器でも何らかの特徴がありますね。
これを見て下さい!
砂がこびりついて洗っても洗ってもとれません。
何故海揚がりか?
思うに、オランダ船が港に到着~船員が嬉しさのあまりジンをがぶ飲み、空き瓶は海に投げ込まれたのです。
長くそのように考えてましたが、もしかしてと一寸考えが変わりました。
それは↓
朝日新聞の、この記事!
瓶入りの手紙が132年の時を経て・・・
正にロマンですね。
 
多くの骨董マニアは歴史好きに、酒好き~そしてこの様な話が大好き~padaもその一人なんです。
早速ネットで総天然色版を探します。
見つけたぞ!
良いね!!
この様に瓶は転がっていたとか。
この手の瓶の見方では栓の所に時代の特徴があるようで、padaの瓶も口作りは同じ
同時代に出来たものと推測できますね。
見つけたのは、このご夫婦、子供さんもいたみたいなので写真を撮ったのはその
子かもしれません。
手紙は、この様に出て来たそうです。
浜辺で紐を解こうとしましたが、閉まりすぎてほどけません!
それで家に持ち帰り、電子レンジで温めながらそっと外したみたいです。
此処が天国と地獄の分かれ目、この決断が無茶良かった!
出てきたのが、この様な132年前の手紙でした。
これこそ、掘り出し物です。
凄いですね。
鑑定はいかに!!
記事によりますと、インドネシアに向かう途中の帆船から、ドイツが69年間に
わたってなんと数千本の瓶を調査の為投げ込んでるんですね。
この数は異常~さすがはドイツ~この発想は只者ではありません。
数が多い~なるほど~そして次の発想が生まれます。
padaの瓶だって、インドネシアの海岸から出て来たものなんです。
これだって昔はコルクで厳重に栓がされていたはず。
手紙が入った状態で見つかって~中身が入った状態で手に入れてたらpada
の数か月分ぐらいの酒代が出たか?と思うと残念でなりません(涙)
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2018年3月 ヤフーブログに投稿した記事です。