ヤフオクで何度も失敗しています。
忌々しい迷品~二度と見たくはないんですが、3番目ぐらいに目がつく所に置いて教訓にしています。
今回はブログUP!
*以前ヤフーブログにUPした記事です。
この水滴を拝みながら、今年はより一層、気を引き締めます。
---------------------------------------------------------------------------
プログ友の投稿にこの様な水滴がUPされました。
李朝分院の水滴です。
勿論参考として名品の図録を載せた物ですが良いなと暫く目がとまり見つめたままでした。
李朝水滴は沢山有りますが、その中でも優品かつ珍品なんですね。
どこが珍品かと言いますと、例えば右~天部に魚の画があります。
ここに動物模様がはいると言う事は、それだけでも珍品ですが、そこに、もう一つ
金と言う文字が入るんですね。
これ金さん専用の水滴で注文品か?何て思ったりするんですが!
ジーと見つめているうちに、ハタと思い当たるものがありました。
そう言えばと押し入れの奥にあったはずと引っ張り出します。
(以前にUPしたものですが、今回は趣を変えて再UPです)
ヤフオクで本物ですよ!として李朝水滴が出品されました。
出品者の評価はダイヤモンド~良いですね。
思いの外、値が上がらず一寸疑問を持ちながらも水滴はマイナーだからなと
自分に言い聞かせpadaが落札!
待ちかねた水滴が到着しました。
ドキドキしながら箱を開けます。
見た瞬間~呉須の発色が全然ダメ~コリャアカン!
箱もよさそうに見えますが、写真写りの良い様に小細工したものでした。
クソ!
珍品の水滴はそのまま押し入れに直行、幻の水滴になりました(涙)
この時、思ったのは写真は小細工が出来ると言う事なんです。
被写体をレンズを通してカメラ内部の記憶装置に取り込み、此処で見栄え良く加工して出力するんですね。
*我々が見ているデジタル画像はメーカが味付け、色付けした画像なんです。
と言う事は、出品者が手を加えても延長線上に有るだけのことなんですね・・・残念ながら、これが現実な んです。
ついでに最高の出来はカメラのモニター画面、ここが各メーカの腕の見せ所とか。
なんとて、カメラの購入者は、此処を見て買うんですから!
さて、偽物を買ったんですが、その評価はどうするか?
*ヤフオクでは購入者が出品者を評価、その後出品者が評価を返して取引終了になります。
良い評価が多くなるとダイヤモンドマークが点灯します。
padaが買った出品者は、このダイヤモンド評価の人でした。
済んだ事は元に戻りませんし、報復もあります。
騙された自分が悪いと思って、良いね!にしました(涙)
ダイヤモンド評価の正体は案外、これの積み重ねだったかもしれませんね。
見方をかえて偽物ではなく、現代版として見てますと、このデザインは
良く出来てます。
魚は荒磯文ですから皿なんかでは中国や日本では、よくありますが李朝では有ったかな?
まして水滴なんて、やたらにあるはずがないように思えます。
しかも横に金の文字が入りながら全体のバランスは悪くはありません~さて、この
発想はどこから来てるんだろうか?
長くそのように思っていたんですが、最初の写真を見て謎が解けました。
名品の写し物だったんですね。
名品と迷品を並べてみました。
陶土も違えば、呉須も違う~本物に横に並ばれたらどうしょうもありませんね。
⁑品格のなさ、味のなさはお見事~まさに王子とこじきです。
一目瞭然とはこの事、ギブアップです。
李朝官用(左側)の厳選された土と、その辺りの土とはこんなに違います。
呉須の作り方は、それぞれ直伝があるのではないかと思います。
呉須(青い色)はアマチャでも、結構念入りにつくります。
市販の呉須を水では無くて、お茶で薄めます。
カテキンが作用して深い色が出るとか!これをすり鉢で摺りに摺ります。
100回でも200回でも摺ります。
こうしますと良く伸びる絵具が出来上がるんですね。
例えば迷品の波の線~筆が伸びてないです。
粒子の荒い呉須は一気に地肌にしみ込んでしまって横に伸びないんです。
手抜き呉須の使用結果、波模様はグチャグチャになっていますね。
迷品に懲りて今ではヤフオクは見るだけにしていますが...災害は忘れ頃にやってくるんです。
追加です。
これ、骨董市で見つけた李朝の水滴です。
上記の名品と同じ様な雰囲気ですね。
お値段も普通~こうなんですよ!
それが千円開始であるはずがないです!





