インドネシアの古布について本を何冊も買って、辞書を片手に勉強しました。
ジャカルタに何度か通って授業料を払い勉強もしました。
骨董修行も古裂修行も同じ~良い物を沢山見ることなんですね。
準備万端!
ここで買い出し人部隊を編成します。
↓かってヤフブログに投稿した2017年の記事になります。
当時は日本円に対してルピアは大暴落~少々使ってもこたえない。
padaがいた会社の手当は無茶安い、安いがそれを現地マネーに換算すると4倍になったんです。
逆にルピアを日本に持ち帰れば1/4になると言う事になります。
使え使え!どんどん使え!赤字になって嫁に怒られない程度に使え!
でもpadaが動けるのは日曜日だけプロではありません!
本業はチャンと持ってます。
こりゃどうしてもスタッフが要りますね。
さてスッタッフは?この辺りをブツブツ言ってると、運転手君~身を乗り出してきてpadaよ!
内の嫁でどうかと言うんです。
子供の時からバテックを見てきているから、よく知ってるよと言います。
ムム~無い知恵を頭から絞り出して考えてみます。
オオ~全体像がぼやきながらも閃いた!
よしゃ試してみるか!
インドネシアは生きた布の博物館~10年ほど前に世界遺産に登録されましたね。
ネシア人は布をホンマに大事にしますよ。
そして、狙いはここから、つまり民家のタンスに貯金されている古布を引っ張り出すんです。
padaの家で作戦会議!
女二人+兄か弟か?男が一人の3名のハンターが出来上がりました。
そしてもう一人は~↑ベチャのおっさんです。
当時の田舎ではタクシーはありませんでした。
交通は、町をぐるぐる回るボンゴーを改造したようなバスか、タクシーオートバイか、このような輪タクのベチャなんです。
この人達は田舎から出てきている人が多いんです。
あまり客がいないもんですから、ボサッとしている事が多いつまり、これを日当を払って雇うんですね。
つまり彼らの田舎に行って知り合いの家を回り、タンスに寝ている古布を引っ張り出すというアイデアです。
このアイデアは日&インドネシアの合作なんです(笑)
さて契約金は、軍資金は必要ですよね。
ある意味では捨て金とも言えます。
ちょっと考えて、ドライバーの給料の半額Rp20万(2千五百円程)を渡しました。
急激なルピー安~ホンマに助かります。
そして、買ってきたものを1.5倍の値段でpadaが引き取るという事なんですが、
勿論~条件はつけます。
*実際1.5倍か?これは関係ありません!
嘘か誠か?これ追求する事は大変な事、そして無駄なことです。
とりあえず行動してみよう!
最初の収穫は、この程度でした。
良くもなければ悪くもない~マア並品でしょうか?
ただし下側の一枚を除いてです。
そして値付けをさせます。
ホホ~思っていたよりは随分と安かったです。
布のレベルは骨董屋で値を確かめていますので、大体わかります。
こんなに安くていい物かとは思ったんですが、顔にはださず値段はそのままでOKとします。
そして下側の一枚!!
これがpadaの求めていた種類のものなんですね。
ただし破れていなければですが・・・
見た感じ80年はたっぷりあるように思います。
骨董屋さんでしたら「19世紀の数少ない布」です。
なんていう人もいるでしょうね。
スマトラのジャンビーと言われているバテックなんです。
ですが大きい問題が!
あれほどキズ物は買うなと言ってたのに!
でも売主が貴重な布だというものでと言う言い訳でした。
*冷静に考えたら、ここまで破れているのになんでタンスにとなります。
今度から全体買わんぞと言って、なんぼと聞くと、日本円で50円ほど~でも癖には
なるなとも思いながら初回だからと言って買いました。
これ日本では端切れとしても結構使い道がありますね。
では何に使うか?↓
このように仕覆として使うんですね。
これでしたら、切れ端で十分~綺麗な布を潰して使うと心にストレスが発生します。
ですが、このような事がわかったのは日本に帰ってきてしばらく経ってからでした。
出だしは順調でした。
ですが気をつけて!気をつけて!
日本人は油断した頃に痛い目にあわせられます。
いろいろ痛い目にあった人は結構多いのですが、ついでに一寸紹介してみますね。
1. 35年ほど前、シンガポールのホテルの朝のレストランで顔をあわせる人がいました。
その日は仕事は休みで、レストランも混んでいたため同席になりました。
3日程朝に見てますので、普通は仕事だと思いますよね。
話を聞いたら、インドネシアの仕事の関係でシンガポールでは一泊だと言います。
海外プラントの帰り~空港で財布を取られて持ち金一円もない!
日本からの送金を待ってるとか、夕食をおごるからと誘い出し~インドネシアの話を肴に興味深々でした。
2.仕事で知り合った、ある海外プラントの有名会社の人です。
40過ぎ程の年配の人、インドネシアの女性と結婚しました。
*ここの結婚は簡単です。
村長さんに話して、そこで結婚式をあげれば、結婚したとなるんですね。
従って多重婚はバレることがありませんが、そこまでしなくても何人でも嫁さんはもらえます。
ですので今話題の警官みたいに嘘をつく必要がないんです。
そして 広い土地を買って家を一軒建てましたが日本に帰って~インドネシアに
戻って来るたびに、その土地に次々と家が建っていると嘆いてました。
つまり金持ちになった人は、自分の家族や親戚に分け前を渡さなければならないんです。
いくら物価が安いと言っても、10人分は養えませんね。
3.これも35年前の話です。
ある大手のスマトラのプラントで仕事をしている人は、平素からドライバーや女中を虐めていました。
そしてインドネシアでの仕事が終わって、もう最後という時、空港の荷物検査でつかまりました。
真相は女中が大麻の様な覚せい剤をトランクにほりこんでいました。
そして警察に通報したんですね。
ですが、これはありえる怖い話です。
その後、どうなったかはしりません!
古裂ハンターを書くようになってから、古布を出して見直してます。
ついでに昨年も一昨年も虫干ししてないので、この際思い切って虫干しもしとこうと思ってます。
古裂ハンターは最初は順調でしたが、突然裏切り者があらわれます。
これはまた後ほど...






