我が家のお宝、明治の丼鉢です。

ですが、今回の主役は中に入ってる柿なんですね。

さて、どうしてこのようにしてるか?

これには訳があるんです。

今年の柿は鈴なり!

このような年は当り年と言うみたいですね。

熟しますとあの憎たらしきギャアギャア喚く鳥がやって来て半分ほど嘴でつつき見るのも無残、その上に柿が下に落ちてベチャベチャ~汚くて仕方がないです。

 

何か対策は無いか?

考えた方法が自分が食べる事でした。

この様に網をかけて鳥に取られないようにして完熟して落ちた柿を食べるんです。

ですが、この方法では網にかかるのは、ほんの少し~頭のいい方法とは言えません!

と言う事で、完熟及び鳥が目をつける一歩手前で採り丼の中で追熟することにしたんです。

この様にした柿を瓶に詰めます。

ヘタも皮も残さずにと言う方法がベストなんですが、やはり気分的にヘタは取り除きます。

そして軽く水洗い~柿に白い粉がついてますが、これが主役の柿酵母~これをなるべく落

とさないようにします。

ぎゅうぎゅうに詰めて一日置きますと↓

下に置くものが無かったので、古伊万里の皿の上に置きました。

下の方に泡が出てるように見えますね。

オオ~来たぞ来たぞ!待望の泡がやって来た

あくる日になるともっと盛んに湧き出しました。

待ちに待った発酵なんです。

水分が出てきますと、容積が小さくなりますので、ここで柿を追加!

匙ですくって飲んでみると!

アア~ウメ~

大好きなアルコールの匂いも漂ってきます。

でも、ここで呑んだら駄目なんですね。

密造酒作りで罰せられるんです。

呑みたいのを我慢するしかないです(汗)

一寸脇道にそれますが、糖分の含まれる果物等を発酵さすとアルコールになるんです。

柿はワインと同じカテゴリーに入りますので簡単に醗酵します。

柿の上に白い粉の様な物がついてましたが、これが柿の大好きな酵母で、ピッタリと柿に

引っ付き住み着いているんです。

ビンの中に入れてやりますと、この酵母が柿の糖分を食べて、アルコールと炭酸ガスに分離します。

炭酸ガスは外に出て、アルコールは瓶の中に残り、これを人間様が頂くと言うのが自然界の流れ、実によく出来てますね。

糖分を失った残骸は邪魔になるので捨てました。

残った液体~まだ醗酵してますね。

泡は炭酸ガス~酵母は未だにアルコールを作り、炭酸ガスは吐き出しているんです。

ですが、さらに次の状態に移ります。

 

今度は、アルコールから酢に変える菌が作用します。

アルコールを食べて、酢を吐き出すんです。

この写真の状態は、酒作り酢作り~ツートラックで進行中と言う事でしょうか?

未だ新鮮な出来だてホヤホヤの柿酢を一寸飲んでみます。

オオ~確かに酢だが、ホンマにまろやか!!

アルコールと酢との混合?

こんな味、作った人間じゃなければ味わえない!

 

柿酢は最高の酢とか!

何とて黒酢の3倍の効果があるみたい!

「柿が赤く成れば医者が青くなる」と言われ心臓病や高血圧対策に良い!

勿論~二日酔いには最高

その上、葉っぱからヘタ~皮まで丸ごと効用があると言われています。

柿酢はそのエキスだから、より良いそうですね。

作り方はごく簡単~渋柿・甘柿~完熟・未熟~なんでもOK、こんなに簡単に作れるものないです。

隙間が空いたので、最初の写真の柿を丸ごと追加です。

コリャ~柿の有る間はエンドレスになりそうです。

 

いくら考えても分からない事が一つ!

密造は犯罪行為で罰せられます。

果物→アルコール→酢となるんですが、最後の酢は犯罪にならないんですが、中間のアルコールが駄目なんですね。

酢が出来るという事は、犯罪行為があった事なんですが、これについては何も言わない!

矛盾一杯の法律なんかやめてしまえと言いたいです。