山のお手伝い(圃場と枝切り) | まさや爺さんの贈り物

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このブログは、家庭菜園とフォルクローレを趣味にして、つれづれなるままに、書いたボケ防止の練習ブログです。


 六甲ファームの菜園

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 ブルーベリーと薪

今日は、朝弁当が作ってあったので、久しぶりに持って行きました。 本日はいつものメンバーとはちょっと違います。古物商は、韓国へ船旅だそうで、今日は専門職の友人がこられていました。今日は、圃場で作業をするので、軽トラ2台にそれぞれ耕運機を積んで行きました。


 この耕運機ですが、かなり旧式で自分がまだ学生時代にアルバイトで田んぼを耕したものと一緒で、後ろに荷台ををつけてテーラーとしても使える代物です。この発動機を荷台の上に乗せただけの耕運機は、始めの頃、フライホイールの手回しをするスタイルで、昔はバスも出発の時、前面で手回ししていました。


 寒い時は掛かりが悪く、エンジンを温めてから回したものです。手で勢いをつけて回すと「スコン・スコン」と音を出しながら何回か失敗して「ダ・ダ・ダダダ」とかかったときにはなんとなく幸せな気分になりました。専門職はたいしたもので、この旧式のスターターを使いちゃんとかけていました。


 何しろ自分でも約40年前の機械のようですから動くだけでも大したものだと思いました。メーカーは、自分が使っている豆耕運機のヤンマー農機です。圃場では、まず施肥をしました。ここの農園主は、有機栽培を目指しているので、面白いものを施肥します。


 まず酵母菌です。ひと袋2500円もするそうです。自分の場合は、牛糞などを散布したあと、液状の酵母をつかています。苗を植えるときに、どぶつけしたり、耕運する時には、如露で希釈したものを散布します。その時に木酢酸と液肥を撒いておきます。


 酵母菌は、有機物を無機に分解する菌で、その無機を利用するのが植物です。酵母が活発になれば、発酵が起こります。それには適度な湿気も必要のようです。さらにここの農園では、酵母菌の餌として、米ぬかを施肥します。


 以前ここのところで米ぬかを大量に散布したことより、地温が高くなり、手で玉ねぎの苗を植えた時に、暖かく感じたことがありました。そこの玉ねぎはなぜか枯れたそうです。種まきが遅かったのか、時期的にも遅くとても小さな苗でした。


 自分的には玉ねぎはかなり植え付け適期が狭い感じがします。播種は、9月中旬で植え付けは11月第2週そうして6月収穫で収穫の時期は、品種により違うようです。種苗店ではこの植え付け時期が11月の第2週に集中的に出るので、年によってはこの時期苗が不足することもあります。


 昨年も2月頃に植え付けしたものもあり、玉ねぎが収穫したようなので、今年も行けるかもしれませんが、種苗店では時期遅れの玉ねぎの苗は、半額となってました。春先から3月にかけて苗が成長する時期なので、今回は、ちょっと遅いかもしれません。


 さらに苗自体も小さいように思えました。でもかなり天候が作用するので、これからどうなるかわかりません。場合によっては、ここの圃場は、水はけが悪いので、腐敗病や軟腐病の可能性があります。十分でない苗と時期がどう影響するかを見たいと思います。


 また畝に残っていたキャベツと下仁田ネギでキャベツは小さいもので葉も結球していないので、抜き取り、ネギは、となりの畝に植え替えしたました。ネギは植え替えの時期なので、問題ないと思います。欲を言えばネギは空気が必要なので、一番いいのは腐葉土を根元に撒いて、土を被せるといいのです。


 できれば玉ねぎの場所を変えて、作付計画を変えたほうがいいかもしれません。水分が必要な生姜やサトイモなどなどを植え付けるようにしてそれまでは、どのように使うか検討することが必要かもしれません。昼までに一応農作業は終わり、山の薪割り場に向かいました。


 ここでは、やはり中国製の薪割り機が故障して専門職が分解しましたが、修理が効かないことになりました。ブルーベリーの研修生も中国の色鉛筆を買ったら色が書けなかったそうです。安いから当然と言われれば当然ですがいろいろ検討すれば返って高い買い物になりそうです。


 枝切りは、ひと山すると庭石が出てきて、入口に花壇や石を配置するそうです。ここの農場主は、なかなか美意識があって、六甲ファームもだんだん形ができてきたようです。手ぶらで来ても家庭菜園ができるというメリットがありますがまだ知られていないようです。