奥須磨公園(多井畑) | まさや爺さんの贈り物

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このブログは、家庭菜園とフォルクローレを趣味にして、つれづれなるままに、書いたボケ防止の練習ブログです。

先日、奥須磨公園に行きました。この公園須磨の多井畑厄神八幡宮の南にある公園です。ちょうど播磨の国から摂津の国に入るところで都に厄を持ち込まないようにこの地に八幡宮を建てたとか。須磨浦公園などは、他県からも観光客が来ますが、ここ奥須磨公園は、ほんとに地元でも奥座敷的な感覚です。


 まだ寒いので、公園を散歩する人もチラホラ。犬の散歩と七つある池での釣りがほとんどです。この公園のもうひとつの特徴は、公園の中に、2つの断層線があることだそうです。六甲山の花崗岩の横尾山断層と白色の凝灰岩の多井畑断層が作る地形は、雨水がためやすく、湧き水が多いことから、多井畑という地名も連想されます。


 地名辞典を見ると多井のタイとは、「岱」の意味で「傾斜地」という意味もあり横には、深い谷があり、地獄谷と言われています。そのためこの公園内には7つの池があり、湧き水で澄んだ緑がかった色をしています。池のあいだを縫っていくと、傾斜地に桜の老木があります。


 春は見事なものですが、まだ蕾でした。そして1本だけ白梅が咲いていました。そして道が赤く染まるほど、椿の花が落ちていました。そこを過ぎると「タイワンフー」が落葉したあと、枯れた実をたくさん落としていました。日陰のボケの花は、まだですが、日向のぼくの花は、もう咲いていました。最近、珍しい草花は、公園より、普通の庭の方が多いようです。

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奥須磨公園内の白梅

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おばさんが「梅か桜か」もめていた。

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ボケの花です。日向ではもう咲いています。