『花咲くころ』 内戦後の少女の思春期 | シネマ万華鏡

シネマ万華鏡

日本経済新聞:映画コラム「シネマ万華鏡」を紹介します。

思春期の多感な少女の目に

内戦で荒廃した日々はいかに映じるのか。

それも伝統が根強く残る社会だとしたら……。

 

 

旧ソ連崩壊当時のジョージア(グルジア)を舞台に、

内戦の不穏な空気に包まれた環境の中で

精一杯生きる少女たちの姿を瑞々しく描き出している。

 

 

 

 

日本経済新聞(NIKKEI STYLE) 映画コラム

「シネマ万華鏡」 2018.2.2.夕刊より 

( 映画評論家 村山匡一郎 )