皆様ご機嫌よろしゅう♪
涼しくなって参りましたなあ・・・・。(今日は暑かったけど・・・(-""-;)
ところで、今日のことです。電話がかかって参りましてね、んで出てみますと、よく遊ぶ友人からでございました。
彼女、ソーパーさんでもあります。
「お知恵を拝借したいんだけど。」
ということなので、話を聞いてみますと・・・。
彼女、何やら市販の石けんについてちょっと調べねばならなくなったようで、
「無添加、って書いてあるんだけど、成分を見るといろんな物が入ってるんだよね。これ、どうなの?」
とのこと。聞いてみますと、
「コカミドDEA、ラウロイルメチルアラニンNa、加水分解コンキリオン、だって。」
おおおおおお(^^;)えらいカタカナばっかり並んだな・・・・・(笑)
ちなみに調べておりましたが(午後からずっと調べていた・・・・^^;)、とにかく長いことになってしまうので、最初のコカミドDEAについてだけ、とりあえず述べさせて頂きます。
コカミドDEAというのは、ヤシから取れる脂肪酸と、ジエタノールアミン(DEA)とを反応させて得られる物質です。
界面活性剤の一つであり、起泡力、洗浄力、使用感の良さ(キメの細かい泡になるのかな?)、粘度を高める(泡持ちを良くするんでしょうな。)ために、他の界面活性剤の補助として配合されるものです。
さて。んじゃDEAってのは何もの?などと調べてみますと、酸化エチレンとアンモニア水溶液から製造されるものにモノエタノールアミンというものがあり、この時反応条件によりジエタノールアミン、トリエタノールアミンというものも生成される、とありました。(ウィキペディアより。)
なるほどね。エタノールアミンというやつが一つならモノ、2つだとジ、3つだとトリ、という呼び方となり、このうちのジエタノールアミン(DEA)とヤシ脂肪酸(多分ココヤシでしょう。)を更に反応させて作られるのがコカミドDEAというやつなのね・・・・。別名はヤシ脂肪酸ジエタノールアミド。
んで、コカミドDEAはちょっと置いといて、更にDEAを調べて行くと・・・。
MSDS(安全データシート)には
注意喚起語:危険
皮膚刺激あり・重篤な目の損傷
長期または反復暴露(長期間または何度も曝されること)による肝臓、腎臓、血液、中枢神経系の障害の恐れ。
とありまして。
・・・何だか怖いなあ・・・(;´▽`A``
(あ、でも「毒物劇物取締法範囲外」の物質ではあります。はい。)
まあ、石けんに入っているものですから、ここで気になるのは「皮膚刺激」ということですけども。(しかもヤシ脂肪酸と反応させているものなので、これをこのまま当てはめる訳には行きませんが。)
ウィキには「ラットにて発ガン性が認められるが、この発ガン性のメカニズムはヒトには当てはまらないため安全だとみなされている」とあり、MSDSには「データとしてマウス実験で陽性反応が出なかったため、発ガン性についてはデータ無しとする。」とありました。結論としては「ヒトには問題ない。」となっている訳ですが。プロセスが違うなあ・・・・・。う~~~ん・・・・・A=´、`=)ゞ
でもこれは経口摂取の場合のことだろうから、やっぱり石けんに入っていても関係ないか・・・。
そしてさて。問題の「コカミドDEA」、またの名「ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド」、これを調べてみますと。
いきなり「天然由来の界面活性剤。天然ですから安心です♪」がヒット(^^;)
あらららら???ココヤシの脂肪酸と反応させているから天然由来ってこと?でもDEAも思いっきり反応させたものだし、コカミドDEAだってそれを更に反応させているものではないのかな?天然と呼べるのかな?
もうちょっと信頼性のある情報は無いのかなあ・・?と調べを進めて行きますと、「弱い皮膚刺激」という記述と、「皮膚刺激性:なし」という記述にぶつかりました。
あっても弱い、ということか・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「コカミドDEAについて」で、ここまで長くなりました(^^;)
後の二つの物質は推して知るべし。ちょっと省かせて頂きますね。
さてさて。こういった物質が入ったものを「無添加」と呼べるんでしょうかね・・・・???
「添加物とは何か?」という定義がどうなっているか、で違って来るとは思うのですが、しかし・・・・。
コカミドDEAは「原料」であって「添加物」ではない、ということでしょうか。しかし「他の界面活性剤の補助として配合される」ものでありましょう。これをどう見るのか・・・?
私は一慨に「合成界面活性剤だから」という理由でダメ!と決めつけることはないと思っております。刺激の少ないものもありますから。
そして、「洗剤だからダメ!」とも思っておりません。結局今の洗剤はそれなりに品質も上がり、また、環境にも配慮されているものが多いですから。
しかし。やたらに曖昧なこういった「無添加」などという表示には非常に疑問を持ってしまいます。ちょっと無責任感さえ感じてしまいます。この企業の姿勢を疑ってしまいます。
「良いものである」という自信があれば、こんな曖昧な言葉はいらないんじゃないだろうか?補助剤、キレート剤、起泡剤、その他あれこれ入っていて、そして・・・・。
無添加?
では「添加物」って何?
私の作る石けんは厳密に言えば「無添加」ではありません。
だってOPを入れますもん。炭石けんには炭を「添加」し、蜂蜜石けんには蜂蜜を「添加」します。更にクレイで「着色」し、香料も入れますから「無香料」でもありません。EOだって自然には存在していないもの。人工的に自然ではあり得ないほどの濃度のエッセンスを抽出しているものですから「天然素材しか使っていません。」とも言えない。
ただ、使う材料には一生懸命気を使って、そして安全性を調べ、「これなら安心できるね。」というものだけを使うようにしているだけです。そしてEOなどの場合は禁忌も調べ、代表的なものは明記するようにしております。
なるべく皮膚への刺激性を少なくしたい、とも思いながら、あれこれ考えてレシピを組み立ててはおります。
安心。安全。難しいものですね。
今日友人からもらった一本の電話。これであれこれ考えさせてもらったこと、ありがたく思っております。
そして「無添加」というような曖昧な記述に左右されず、きちんと安心出来るものを選んで行きたい、とも思いましたし、自分で作るものにも「きちんと訳のわかったものを使って、安心して使ってもらえるものにしたい。」との思いを新たにも致しました。
決して「無添加」とは明記出来ませんけれども・・・・(^^;)
それでも、これからも良いものを、喜んで頂ける石けんを、作って行きたいと強く思っております。
長い長い記事を読んで頂いてありがとうございましたm(_ _ )m
ブログランキングに参加しております。皆様のおかげで頑張れております。
どうかポチっとよろしくお願いいたします。お願い
にほんブログ村