ポマスオリーブオイルについて。追記。 | パコの手作り石けんのあれこれの雑記

パコの手作り石けんのあれこれの雑記

え~と、石けんを作っているにあたって、あれこれとやっている訳なんです(^^;)
そんなことを綴っております。

皆様ご機嫌いかがでございますか?
昨日はポマスオリーブオイルについて簡単に書かせて頂きましたが、今日はもうちょっと突っ込んでお話をさせて頂こうかな、と。

というのも、やはり「溶剤抽出」という所にけっこう引っかかる方が多く・・・。
しかも、この「溶剤」については、あちこちでそれはもう目を覆いたくなるような危険な話がささやかれております。

曰く、「発ガン性」、「劇薬」、「健康被害」、「強毒性」、「使ってはいけない」、「これを使った油はもうダメ」etc・・・。

一応念のために申し上げておきますが、ポマスオリーブオイルは、世界的にはオリーブオイルと認められておりますが、日本では認められていないそうです。
ポマスであるからには、ポマス、と表記することが義務付けられており、また、食用とされているものには、それなりの基準が設けられております。
ただ、「ポマス」と名がついていても、そこに何故か別の混ぜ物が入っている場合もあり(悪質なものですね。)、その辺りはしっかりと見極めることが大切かと。
出来れば「食用」となっているものをお使いになるのがよろしいかと思います。

で。問題の溶剤ですが。
簡単に言えばヘキサンという物質です。
これは、ベンジンの主成分であり、灯油、ガソリンなどにも多く含まれる揮発性の物質です。
と聞けば「マジで??」とやはりイヤ~~な気分になりはしますが(^^;)

一応危険度を書いておきますね。
急性毒性は500ppm以上の曝露(さらされること)で頭痛や軽度の麻酔作用があります。
慢性毒性としては、長期間の曝露で末梢神経の異常、また、皮膚に対しては乾燥、ひび割れ、炎症を引き起こします。

三協化学株式会社のMSDS(安全データシート)によれば、注意喚起語は危険。
これは苛性ソーダと同じです。
引火性が極めて高く、取り扱いには要注意とされております。沸点は68.7℃。
名称を通知すべき有害物。
となっております。

ただし、毒物劇物取締法には該当しません。(苛性ソーダは該当します。)

ここまで書いてくれば、「そんなん絶対イヤ!!」と思われることでしょう(^^;)

ただ、揮発性の高い物質である、ということを思い出して下さい。
実は大豆油もこの方法で抽出されている油ですが、食用としてけっこう頻繁に出回っております。
昨日の記事にも書きましたが、
「蒸留の過程で揮発し、失われる」物質です。
「失われる」ということは、「残っていない」ということです。石けんにはそれこそ「そんなん絶対イヤ!!」と専門家が真っ青になるような濃厚苛性ソーダ水溶液を使う訳ですが、石けんとして完成した時には化学反応の一種である鹸化反応が終わり、苛性ソーダは残っていませんよね。
「揮発」というのは現象であり、「化学反応」ではありませんが、残っていない、という点では同じかと。

ポマスはこういった溶剤で抽出される油に、ちょっと質の高いバージンオリーブオイルをブレンドしたものです。
これも昨日書きましたが、このポマスを使うか、使わないか、は、それぞれ個々人の自由かと・・・・・。
ただ、私個人としては、それほど神経質にならなくてもいいのではないか?と思っておりますです。
他にもっと「大丈夫なの?それ?」と聞きたくなるような材料がありますし・・・(^^ゞ

ちなみに、「発ガン性」については、”情報無し”となっておりました。
今の所「信頼できる発ガン性ありというデータは取れていない」ということでしょう。
ですから、「発ガン性あり」と言い切ってしまうのもどうかと。って~か、そう言ってはいけないのではないかと。

そんな訳で、あまり神経質にならず、また、やたらに不安を煽るだけのような記述にもちょっと疑いの目など持ちながら、ポマスを考えてみて下さい。

使ってみれば、それなりに利点のある、使える油だと思っておりますです、はい。

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