皆様、お久しゅう(^^)←この頃この挨拶ばっかしだなあ・・・・。
先日「パコさんは石けんに何を求めますか?何を入れたらいいと思われますか?」とご質問を受けました。
え~~と・・・・・これを語ると長くなるのですけども・・・・(笑)
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・・・・石けんを作り始めてもう何年になるのやら・・・・?初めて作った石けんは、ココアパウダーを溶かしもせずにそのまま入れて、何やら茶色の粒々がたくさん入ったオモシロ石けんでありました。レシピも非常にシンプルなもので、オリーブとパームとココナツ。これだけ。
あれからどのくらい仕込んだのかなあ・・・???
あ~でもない、こ~でもない、とあれこれ使い、作っては改良し、改良してはまた仕込み・・・・。
レシピのノートだけでも3冊目となりまして、ざっと数えても1000バッチ以上は仕込んだ計算になるのでしょうか。この間にいろんなことを勉強させてもらい、また、いろんなことを覚えたような気もします(^^;)
ただ、ずっと変わらないで思い続けていることがあります。
「洗うのに心地よい石けんを作りたい。」
ということです。
この心地よさにはたくさんの要素があるのですね。
例えば、洗っている時に泡立ちが悪いと、それがストレスになりますよね。「んもう!泡立ち悪いなあ・・!」って。
それから、溶け崩れが激しいのもいけませんです。「この石けん、使って減るよりも溶けて減ってる方が多いんじゃないの?」なんて・・・。それもストレスですよね。
ある程度の硬さも必要ですよね。お風呂に置いてある石けんを手に取ろうとしたら、いきなりどろっと形が崩れてしまった・・・ではこれもストレス。
そういうストレスを無くしたい、とは思っているのですね。
手作り石けんは、市販のものに比べてグリセリンの含有量が非常に多く(って~か市販のものは抜いちゃってある物が多いのですが^^;)、従って湿気を非常に吸いやすく、だから溶け崩れを起こしやすいものではあるのですが、だからと言ってそれであきらめたくはない。何とか出来る範囲でしっかりと硬さを取って、溶け崩れを防ぎたい。
私は、硬さや泡立ちも使い心地のうちだ、と思っております。
確かに、色や形や香り、こういう物も使い心地の一つの要素ではあります。特に香りは・・・。
洗っている時に良い香りが漂う、それだけでけっこうリラックスしたり、いい心持ちになるものでございます。
ですから、香りにはやっぱり気をつけたい所なのですが・・・。
でもですね。もっと大切なことは、良い泡がストレスなくしっかりと立ち、んでもってしっかりと汚れを落としてくれ、そして肌に負担も少ないぞ、と、洗う時にもストレスなく、洗った後にもストレスなく、しっかりと洗浄してくれながらも、ストレスはないぞ、と、そんな石けんであってくれたなら、サイコ~!とか思っている訳なのですね。
手作り石けんというのは、その優しさからファンも少なくはないのですが、これまたその優しさと言いましょうか、市販の石けんと比べての洗い心地の差から、何故かいつの間にか「万能」を求められる方もいらっしゃいまして・・・。
曰く、「化粧水を塗らなくても大丈夫。」「お肌のトラブルを全て解決。」「しっとりキメ細かいお肌に生まれ変わる。」「メイク落としにもなります。」「アトピーが治ります。」「シミやくすみにも効きます。」「美白・アンチエイジング効果」・・・・・・・・・・・etc・・・・・・・・・・・。ほとんど「石けん神話」とも言われるような状態となっていることもしばしば(^^ゞ
石けんはあくまで洗浄剤です。アトピーが治る、なんて言ってはいけません。ひどく損傷した肌に、あまり負担をかけない洗浄剤を・・・ということで選ばれるのなら別ですが・・・。(ただ、手作り石けんは弱アルカリです。アルカリ自体に弱い方もいらっしゃいますので、そういう方には手作り石けんは全然向きませんです。)
また、メイク落としの件ですが、こちらも現在の「きれいが続く。」と言われるような、しっかりと吸着するタイプの化粧品は落としきれません。(一昔前のものでしたらある程度は落ちたそうです。薄化粧だったりすればやっぱりある程度は落ちるそうですが・・・。)メイクはしっかりとメイク落としで落としてから、石けんで洗われることをお薦めします。
お肌のトラブルも全てを解決してはくれません。市販されている石けんの中に含まれるキレート剤などに敏感に反応して痒みや赤みが出てしまう方には、解決法になるかも知れませんが、だからと言って「お肌の悩みを全て解決」とまでは行きません。持って生まれた肌質を変えることも出来ません。ただ、持って生まれた肌質に戻ることは出来るかも知れませんが。
シミやくすみも取ることは出来なかろうと思います。ましてやアンチエイジング効果など・・・・・(^^;)
乾燥の気になるこの季節、出来れば顔などを洗った後は、しっかりと化粧水や乳液で保湿されることもお薦めします。
だって「石けん」ですよ。ただの「石けん」なんです。「汚れを落とすもの。」それだけのものなんです。それ以上でも以下でもない、洗浄剤でございます。
私が石けんを作っている時に考えていること、そして私が石けんに求めるもの、それは、
キメの細かい優しい泡が立ち、
しかもふくふくとボリュームのある泡が立ち、
その泡ががびしっとと長持ちし、
汚れをしっかりと落としながら、
それでも肌に負担が少なく、
更には溶け崩れも少なくて、
硬さもしっかりとありながら、
なおかつ減りが遅いので石けん自体が長持ちし、
洗った後にも気持ちが良い。
+αでちびっと良い香りがすればいいなあ・・・・。
そ~ゆ~石けんです(^^ゞ
これを追い求めてはや数年・・・・・・。今私が作っている石けんはどうなのでありましょうか?まだまだ道のりは長いのであります
洗浄剤として「こうであって欲しい!」と思う石けんを作る、それだけでも随分と工夫や勉強が必要になるものでございます(^^;)
ですからね、「オヤジ臭を消す石けんを作ってくれ。」とか言ってるオヤジもおりますが、そ~ゆ~ものは石けんに求めるもんじゃなく、別口で求めて下さいませm(__)m
オヤジ臭は細菌ですからね、殺菌力のあるデオドラントとかですね、そ~ゆ~もので・・・・。
私が石けんに求めるもの、それは「洗浄剤としてサイコーである。」ことなんであります。
そして、そのために入れるものを考えますです。あ、長くなったのでこの辺りで・・・・・(^^;)
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