どもども、パコでございます。ちびっとご無沙汰しておりました。
んで、今日のお話は何を書こうかなあ・・・と思いつつ、またまた苛性ソーダについてのお話を・・・・(^^;)
「苛性ソーダに触れると火傷する」これはご存知の方が多いと思います。特に実際に石けんを作っておられる方はこの火傷に注意!ってのはあちこちで言われていることと・・・・。
「じゃ苛性ソーダの火傷って何さ?」ということなんですが・・・・・。
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さてさて、苛性ソーダの火傷というものですが、これは劇薬による火傷、いわゆる化学薬品による火傷、というものに分類されます。
皆さんは火傷と言えば「火と油」、いわゆる熱によるものをご想像されることが多いとは思います。こちらの火傷は医学の世界では「通常熱傷」と呼ばれるものです。対して苛性ソーダなどの化学薬品による火傷は「化学熱傷」と呼ばれます。
この違いは?ぶっちゃけ言いますと「化学熱傷の方が火傷の度合がひどく、また治りにくい場合が多い。」ということです。また、火傷の程度もシロート判断ではわかりにくいものになって参ります。
もちろん通常熱傷でも度合いがひどければ一命に関わる大事故ともなりますが、化学熱傷の場合はこの火傷のプロセスが違って参りますので、その損傷のスピード、大きさ、ともにけっこう侮れないものがあります。
人の体というものはほとんどがタンパク質で出来ていたりします。このタンパク質、好むと好まざるとに関わらず、熱を受けると破壊されます。40℃では約一時間、70℃では約一秒で破壊が始まります。
ですから、熱湯や熱した油などに触れますと、あっという間に表面は破壊され、それが「火傷」となる訳ですが、この際は、すぐに火傷の原因から離れ冷やしてやれば、破壊は止まります。その後は「処置・治療」となる訳です。
化学熱傷の場合、皮膚が薬品に曝された後、その薬品から離れたとしても、更に破壊が続くこともあります。
例えば、濃硫酸の場合は皮膚に付着しますと、「極めて強い吸水性」という性質から、皮膚を構成するタンパク質から水素と酸素をH2O(水)という形で奪い取り、皮膚に残るのは炭素(炭ですね^^;)、ということになり、結果皮膚は炭化、黒焦げ状態となる訳です。硫酸に触れた時は、何をおいてもすぐに水をぶっかける」、ということが硫酸による皮膚の破壊を止める手段となるのですね。(欲しい水を与えてやれば、わざわざ皮膚から水を作りださなくてもそちらと反応する方が早いですから。)
また、水が無かったとしても、硫酸が充分に水を吸い取り、吸水性を失えば、破壊はそこで止まります。(いえ、のんびりと書いてはおりますが、そんなことなれば七転八倒の苦しみであることはもちろんです。)
また誤飲した場合にも大量の水や卵白を混ぜたミルクを飲ませて吐かせるといった対処法が有効です。ただ、これは濃硫酸の場合であり、他の腐食性物質の場合にはこの対処法は禁じ手になったりします。
また誤飲した場合にも大量の水や卵白を混ぜたミルクを飲ませて吐かせるといった対処法が有効です。ただ、これは濃硫酸の場合であり、他の腐食性物質の場合にはこの対処法は禁じ手になったりします。
強アルカリなどを誤飲した場合に無理に吐かせると、戻す時に食道などの粘膜を破壊し、より深刻な状況に陥る可能性が高いのですね。これは他の腐食性物質の場合にも同様です。
一方硝酸の場合はいわゆる炎症のような症状が起きてヒリヒリしますが深いところまで浸透することはあまりありません。キサントプロテイン反応と言いまして皮膚がまっ黄色になったりますが・・・。(キサントプロテイン反応?どっかで聞いたな~~・・・、という方もおられるかも知れません。硝酸がタンパク質に触れた時の非常に有名な反応です。)
ところが、苛性ソーダなどの強アルカリに代表される腐食性物質の場合には皮膚組織を構成しているタンパク質そのものを破壊していきます。そのため放置すると皮膚の奥深くまで浸透し、最悪の場合骨まで到達してしまいます。 化学薬品を扱っている方が「酸よりアルカリの方が恐い。濃硫酸よりも苛性ソーダの方が恐いよ。」と言われるのはこのあたりから来るのかな、と(^^ゞ
一方硝酸の場合はいわゆる炎症のような症状が起きてヒリヒリしますが深いところまで浸透することはあまりありません。キサントプロテイン反応と言いまして皮膚がまっ黄色になったりますが・・・。(キサントプロテイン反応?どっかで聞いたな~~・・・、という方もおられるかも知れません。硝酸がタンパク質に触れた時の非常に有名な反応です。)
ところが、苛性ソーダなどの強アルカリに代表される腐食性物質の場合には皮膚組織を構成しているタンパク質そのものを破壊していきます。そのため放置すると皮膚の奥深くまで浸透し、最悪の場合骨まで到達してしまいます。 化学薬品を扱っている方が「酸よりアルカリの方が恐い。濃硫酸よりも苛性ソーダの方が恐いよ。」と言われるのはこのあたりから来るのかな、と(^^ゞ
また「硫酸は水をかければそれでよし。苛性ソーダは水をかける時点ではすでに遅い。」とも言われております。
それだけ破壊力が大きいのでしょうねえ・・・・。軽々しく扱ってはマジでひどい目に会います。
一般的に人間の皮膚はアルカリよりも酸に対する耐性が強いと言われております。ですから、耐性が弱いアルカリに触れてしまった場合、「速やかに、適切な処置」を施さないとえらいことになります。もうここまで来たら余談ではありますが、苛性ソーダは「腐食性物質」に分類され、いろんなものを腐らせたり破壊したりしますが、この「腐食性」ってところが厄介の元、しかも極めて強い、と来たもんだ、という危険度なのですが、この「「腐食性」を持っているものは実は酸にもあったりします。強酸の王様、王水(硫酸と塩酸と硝酸を同比率で混ぜたもの。)などは腐食性物質の分類ですので、これも扱いには相当の注意が必要となります(^^;)←実験室や専門の職場以外でお目にかかることは少ないとは思いますが・・・・。
一般的に人間の皮膚はアルカリよりも酸に対する耐性が強いと言われております。ですから、耐性が弱いアルカリに触れてしまった場合、「速やかに、適切な処置」を施さないとえらいことになります。もうここまで来たら余談ではありますが、苛性ソーダは「腐食性物質」に分類され、いろんなものを腐らせたり破壊したりしますが、この「腐食性」ってところが厄介の元、しかも極めて強い、と来たもんだ、という危険度なのですが、この「「腐食性」を持っているものは実は酸にもあったりします。強酸の王様、王水(硫酸と塩酸と硝酸を同比率で混ぜたもの。)などは腐食性物質の分類ですので、これも扱いには相当の注意が必要となります(^^;)←実験室や専門の職場以外でお目にかかることは少ないとは思いますが・・・・。
この王水にかかっては極めて安定性の高い物質、「金」ですら安定性を保つことは出来ず、溶けてしまいます。
(大抵のものには金は反応しません。ですから入れ歯などに使われたのですね。酢のものを食べたら入れ歯が腐った、もしくは錆びた、では困りますもの・・・・^^;)
え~~、話があちこち飛んでおります。戻りたいと思います。
で、この腐食性を持つ劇物、苛性ソーダがもし皮膚に付着してしまったら・・・・・。
「酢をかけて中和して・・・。」なんて場合ではありませんです。←大体ただでさえ皮膚が破壊される時には相当の痛みと苦しみを伴います。そこへ酢なんかぶっかけたらめっちゃめちゃ痛いことと思われます・・・・・・。更に酢で苛性ソーダを中和するためには相当の量が必要となりますので・・・。
中和させるのに一番いいのは塩酸ですが、(苛性ソーダ1molに対して塩酸1molで中和出来ますから、中和の計算が簡単です。)塩酸を肌にぶっかけたい、なんて人はいないと思います、私(^^ゞ
ちなみに硫酸の場合は苛性ソーダ1molに対して0.5molで中和されます。が、硫酸だってぶっかけたくないことに変わりはありませんし、大体他の所にかかったら、今度は酸で火傷、という、もう何がなんだか・・・┐( ̄▽ ̄;)┌な状態になってしまいます。
のんきに中和なんてしようとするよりは流水でどんどん洗い流すことです。理由としては大きく二つ。
1) 迅速に対応できる。
2) 中和反応により、熱などが発生し被害が大きくなる場合がある。
1)はどちらかというとそういう態勢にしておくべき、ということなのですが、
のんきに中和なんてしようとするよりは流水でどんどん洗い流すことです。理由としては大きく二つ。
1) 迅速に対応できる。
2) 中和反応により、熱などが発生し被害が大きくなる場合がある。
1)はどちらかというとそういう態勢にしておくべき、ということなのですが、
2)の方は知っておくべきことです。およそ反応というものには「熱」が伴うことが多いのですね。中和反応も熱が発生します。医療現場の原則としても、「中和熱の発生を防ぐため中和は行わない。」とされております。
ということで、とにもかくにも「流水で洗い流す」というのを対処の基本にしてください。
ということで、とにもかくにも「流水で洗い流す」というのを対処の基本にしてください。
時間としましては眼球に入った場合は15分以上、皮膚に付着した場合は30分以上、流水で洗い流すこと、とされております。この場合、洗い流すこと、が目的であり、洗い流すことで薬品の力を弱め、破壊を止めることが目的となりますから、流水は少々あったかくても大丈夫です。30分以上も冷たい水を浴びていたら、体温をどんどん奪ってしまいますので、別の意味で衰弱してしまいます。ぬるま湯でよろしいですから(あまり熱いと皮膚の損傷を広げてしまいますから、ぬるま湯で・・・)、もうどんどん洗い流して下さい。
そしてその応急処置が終わったら、必ず専門医の所へ行き、「苛性ソーダで火傷しました。」とはっきりと原因を言って治療を受けることです。
「水をかけたからもう大丈夫」と思わないことです。「化学熱傷はその損傷の度合を判断しにくく、通常熱傷より深くまで浸透している場合がある。」というのが通説ですから、専門医にしっかりと診てもらい、適切な治療を受けることです。
「水をかけた時にはもう遅い」と言われる苛性ソーダですから、用心には用心をして下さいね。
まとめ。
「苛性ソーダ水溶液に触れた場合、眼球は15分以上、皮膚は30分以上流水で洗い流し、その後専門医の治療を受けること。」
でございます。
またまた長くなりました。お付き合い、ありがとうございましたm(__)m
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