「皮膚へ浸透」ってどんな意味? | パコの手作り石けんのあれこれの雑記

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え~と、石けんを作っているにあたって、あれこれとやっている訳なんです(^^;)
そんなことを綴っております。

皆様いかがお過ごしでしょうか?大変寒くなって参りました。乾燥の気になる季節でございますねA=´、`=)ゞ
さてさて、昨日コラーゲンについてお話しましたところ、けっこうな反響(?)がございましたので、今日は引き続きちょっと突っ込んだお話をさせて頂きますね。
そりゃもう読みにくい内容となっております(^^ゞ
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それでは・・・・。本文へ入らせて頂きます(笑)

経皮吸収される薬物ってのが確かにあります。そして皮膚にはバリア機能が備わっている、ということも確かです。
つまり皮膚へ浸透する薬もあり、また一方では皮膚は外からの物質が入りこめないようなバリア機能を持っている、ということです。ここらあたりから「皮膚へ浸透する薬」の開発者たちの苦悩が始まっております。
これから調べたことをまとめてみますね。(まとめなので、情報が前後混在します。先に出典を書いておきます。)

「エーザイ(株)HP、九州大学大学院工学研究化学工学部門研究クループ論文(2006.2月発表)メルクマニュアル医学百科HP、産業医学総合研究所HP、論文「薬物の経皮吸収と口腔粘膜吸収の基礎研究」岡山大学薬学部木村教授著、日本製薬工業協会HP 」

まず皮膚の構造です。表皮、真皮、毛嚢・皮脂腺及び汗腺などの付属機関を収集する皮下組織、で構成され、更に表皮は角質層と表皮細胞の層とに分けられます。
皮膚のバリア機能とは、この中の角質層に由来しており、経皮吸収されるためにはこの角質層の透過性を促進せねばなりません。 (要するにこの角質層へ入り込むための状況と条件を満たさなければならない、ということですね^^;)

薬剤の経皮吸収経路には3つのルートがあり、
1.毛嚢、皮脂腺、汗腺などの付属器官から
2.角質層の細胞間脂質から
3.角質層の角質細胞間の実質を通る
となります。
この時、皮膚は自ら積極的に薬剤を吸収するのではなく、吸収されるのは製剤の粘着面と皮膚面の濃度差によって皮膚に沁み込まれる受動的拡散によるもの、とされています。 (難しく言っておりますが、要は皮膚は自分で物質を取り込むのではなく、濃度の高いものが低い方へ移って行く、その習性を利用してしみ込んで行く、というようなことです。)
また、その浸透力は薬剤の含有濃度や貼付面積、貼付時間によって決まります。

一般に皮膚疾患などに使われる湿布薬などは有効成分の放出を調整することにより長時間の貼付が可能となっています。(要は少しずつ放出される訳です。)
また、狭心症治療薬などの全身性の貼付剤は角質層を通り、皮下組織の毛細血管に移行し、全身に分布されますが、そのため、有効成分は分子量が小さく、脂溶性の高いものに限られます。

2006年2月に発表された九州大学大学院工学研究化学工学部門研究グループの研究では、DNAを界面活性剤分子の集合体である逆ミセル内に包みこんだDNA界面活性剤複合体の”ナノベクシル(分子集合体)”の作製法の開発にメドがついた、としており、さらに医療現場への実用化へ向けて開発途中である、としています。
このナノベクシルは直径50nm以下の非常に微小な球体であり、角質層の隙間を通って吸収される、とうことです。

※え~~、逆ミセルの説明です。まず針刺しにマチバリを隙間なくぶっ刺した状態を思い浮かべて下さい。そのマチバリの頭が油になじみやすい構造となっており、針刺しの部分が水になじみやすい構造となっている分子、といったものです。(めっちゃ簡単な説明ですが・・・・。)
当然ミセルというものもありますが、これは外側が水になじみやすく、内側が油になじみやすい、というものです。

皮膚は元々薬剤などを通しにくい構造を持っており、例え有効成分の入ったものを貼付したとしても少しずつしかしみ込みません。
それを利用して、少量の投薬を長時間必要とする治療に使われています。例えば狭心症の治療薬では、舌下投与(舌の裏に含ませて浸透させる)では吸収が早過ぎ、副作用の問題が起こりましたが、これを皮膚に貼付することによって吸収速度が落ち、副作用の問題も少なくなった、とされています。

経皮吸収を目的とした医薬品でさえ、これほどしみ込みにくい構造を皮膚はもっております。
更に、細胞間を通り、血中へしみ込み全身へ回る、となると先に書いたように非常に限られた物質となります。
更に更に、先に書いたように「貼付」←薬剤を貼り付けっぱなしにする、ことで初めて吸収され、そして「時間」「量」によって浸透は決定的に縛られます

ここから私見となります。

以上を考えると、肌を通って体内に吸収されるためには相当の条件が必要となります。
まず水をはじきやすい油っぽい細胞の間をくぐり抜け、その後に油をはじきやすい水(血液)の中へ入り込んで行く、というめっちゃ難しい技をこなさなければなりません。
こうなると水にも油にも溶ける界面活性剤、というものが浮かんで参りますが、界面活性剤がその能力を発揮するためには、ある程度の「濃度」が必要となります。少々のものではまず油っぽい細胞に引っ掛かり、くっついて離れなくなってしまいます。(大体分子が相当でかいし・・・・)

皮膚に貼付する薬は皮膚「から」浸透ではなく、皮膚「へ」浸透する訳です。さらに、浸透するのは貼付した部分に留まり、そこから体内へ入り込んで全身をかけめぐる、というのは出来ない相談、ということになっております。
これが出来れば、例えば腰が痛い時、湿布を腕に貼っておいても腰の痛みは取れるでしょうし、足の捻挫だって、特に患部に貼らず、首あたりに湿布しておいても薬の効果は届くことと思いますが・・・。実際にはそんなことは出来ませんですよね(^^;)
全身をかけめぐろうといたしますと、分子量が小さく、また条件の限られたものとなり、やはり「時間」「量」というものが縛りとなります。
何でもかんでも皮膚から浸透、という訳にはいかないのですね(^^;)

滅多なことでは異物が皮膚を通して入り込むことはありません。
いろんな物質を肌へ塗ったとしても、そうそう入り込むことは出来ないのですね(^^;) 昨日のコラーゲンしかり、ヒアルロン酸しかり、その他あれこれしかり、です。

あ、「お肌に浸透する化粧品」というものもありますが・・・。
「お肌に浸透」と言っても角質層に達するまでの表皮細胞の部分であるのではないか?と。この角質層に達するまでの表皮の部分に浸透しているのであろう、と理解しております。
ナノ化というものも出回ってはおりますが、ナノと言ったところで、数十~数百という微細分子であり、普通の化合物から見ればまだまだ相当に大きなものなんだそうです。(参考までに・・。水の分子が0.4ナノミクロンです。)
ですからやっぱり表皮あたりで止まっているであろうな、と・・・・。

※水の分子は通常は皮膚から入りこめませんが、これまたヒトの体というものはよく出来ており、必要量の水は自由に移動出来るものの、そうでもない時は皮膚や内臓壁に止められてしまいます。(すごいっすよね、この機能・・・。)

皮膚は一枚ではなく、何層にも分かれてそれぞれの役目を持って総称「皮膚」と呼ばれております。
この機能はなかなか素晴らしいものだな、と。私たち、けっこう丈夫な「バリアー!!」で守られていると思うのですよ(^^)v

何といっても読みにくい内容でございました。わかりやすくしたかったのですが・・・すみません!!m(__)m
では、え~~~~、まとめのまとめを(笑)
「お肌から浸透する、とうようなことはなっかなか出来るもんではない!浸透しても表皮まで!」

それだけのことが言いたかったんです・・・・・私・・・・・・(´-┃

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