日向灘でM7.1の地震が
一昨日ありました
広島でも少し揺れたので
なかなか大きな地震であることが
判りました
亡くなられた方々に
お悔やみ申し上げると共に
被害を受けられた方が
早く平穏な日を過ごされますよう
お祈り申し上げます
今回
南海トラフ臨時情報の
「巨大地震注意」が
初めて発表されたそうです
監視領域内で
M6.8以上の地震があると
評価検討会が開催されて
「半割れ」のときは「巨大地震警戒」を
「一部割れ」「ゆっくりすべり」のときは
「巨大地震注意」を出し
今回は「一部割れ」との話です
そもそも
「南海トラフ地震」とは
「フィリピン海プレート」と
「アムールプレート」の
境界で起こる地震で
概ね100〜150年間隔で
津波を伴う大規模地震が
繰り返されています
ここで
「アムールプレート」なんて
聞いたことが無い名前が出てきましたが
昔は
「南海トラフ地震」は
「フィリピン海プレート」と
「ユーラシアプレート」の境界で起こる
と言われてましたが
どうも最近の学説では
「ユーラシアプレート」対して
南東方向に動く独立した
「アムールプレート」があるって
Wikipediaに書いてありましたが
公的機関で「確定」されている情報は
今回の短い期間では見つけられませんでした
某ニュース番組の
地震の解説の方が
「ユーラシアプレート」って言っていたので
まだ仮説の段階なのかしらん(?)
閑話休題
これまでの
南海トラフ地震は
1854年「安政東海地震」(M8.4)の
約32時間後にM8.4の地震が
1944年「昭和東南海地震」(M7.9)の
約2年後に
1946年「昭和南海地震」(M8.0)が
起きていて
しばしば「時間差」で地震が発生するとか
世界的に
M7以上の地震があった際には
7日以内に
M8以上の地震が起きる可能性が
数百回に1度程度あるとか言われ
「次が来るかも!」
って騒がれています
高知県の消防署の方が
ニュースに出ておられましたが
前回の「昭和南海地震」から
78年が経過しているので
緊迫感が高まっていながら
いつまで臨戦態勢が続くのか
悩ましいと言われてました
今回の地震は
プレートの中で起きたらしく
プレートの中より
境界で起きる方が
大規模で津波も心配されるとの
話なので
次が来るかも
と危機意識を持って
行動をすることが大切だと思います
何処かの研究発表か
機関の貼り紙か何かに
「空振りを恐れない」とあったのが
印象的です
結果として何事もなくても
「笑い話」にすれば良いだけで
警戒は続ける必要があります
ただ「警戒疲れ」も防ぐ必要があり
同時に
「警戒慣れ」にならないように
コントロールが必要だと思います
地震の報道があるたび
「地震予知」は不可能だと思うのですが
まだ莫大な予算は付いているのでしょうか?
私は「地震予知」は不可能だと思っています
空の移り変わりなどの様子が見えていても
天気予報が困難なのに
様子が見えない地面の地震の
予測は無理だと思います
勿論
一部の予想はできるでしょうが
どのタイプの地震が来るか判らないのに
予知は難しいはずです
以前
そんな研究の意味が疑問視される
地震予知について
莫大な予算がついていて
しかも既得権益を守るため
不要と判っても
理由を付けて予算化していると
騒がれていた件は
今はどうなっているのでしょうか?
そんな
不確定な地震予知よりも
対応の方に予算を掛けた方が
良いと言われてましたが
変わったのでしょうか?