(読書)エカテリーナの時代 | ♪トラベラーズノートと万年筆と文房具とガチャと100均が好きなパパのblog

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2023年は
大変な年であった

ロシアのウクライナ侵攻も
停まる様子もなく
イスラエルによる
ハマスへの攻撃も停まりそうもない

そもそも
人質が取られたままなのに
イスラエルに攻撃を停めろとは
言い難いし
ガザ地区の第1党であるハマスと
ガザの住民は別だとも説明し難い

子ども達が
被害者であることは
絶対的な事実であるが
誰が悪いのか
停戦のカードを
誰が握っているのかは
判り難い

イスラエルとハマスは
素人には判断し難いが
明らかに判るのは
ロシアのウクライナ侵攻は
間違いだと思う



「ベルサイユのバラ」を書いた
池田理代子さんの作品で…


先日
古本屋で見付けたのが
「女帝エカテリーナ」である


エルミタージュ美術館を建てた
エカテリーナ二世の生涯を
描いた漫画である

蔵書や漫画を整理しているのに
増やしてどうする…

読んでみると
エカテリーナ二世の時代に
「ポーランド分割」や
「クリミア侵攻」など
今に続く事件があったのだと
感慨深くなった

あの有名な愛人のポチョムキンも
クリミア公であった時期もあり
作中で重要な役を担っている

作品中で
エカテリーナ二世が嘆くシーンがある
死んだはずの夫ピヨートル三世を名乗る
反乱軍が各地で発生したとき
自身の啓蒙主義が通じないことを嘆き
ポチョムキンが
このアジア的な現象を西欧風合理主義で
判断すべきでないと窘めていた

アジア的な現象…って
田舎者って感じなのだろうか?

そして
その背景には
アジア人又は黄色人種への
侮蔑が入ってたり?
と色々なことを考えてしまうのだが(笑)

とても面白い漫画である