格好をつけて何でもかんでも「近しい」という表現を使う youtuber | 美味い魚を釣れ

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「なんでもかんでも『近しい』という表現」に違和感を持つ方は多く、その感覚は正しいと言えます。

 

本来の「近しい」は「親しい」という意味で人間関係に使う言葉ですが、近年、「性質や数値が『似ている』『近い』」という意味でも使われる傾向があり、それが誤用や違和感の源になっています。 

 

具体的には以下のようなポイントが指摘されています。

1. 本来の意味と正しい使い方

本来、辞書的には「近しい(ちかし・い)」は主に以下の意味で使われていました。

  • 親しい・親密: 心が通じ合っている、人間関係が近い(例:「近しい人」「近しい間柄」)
  • 血縁が近い: 血筋が近い 

2. 最近よくある「違和感のある使い方」

最近では、物理的距離、物理的なモノ、または数値など、感情に関係のないものに対しても使われるようになっています。

  • ×「内容が近しい」  ○「内容が似ている」「内容が近い」
  • ×「数値が近しい」  ○「数値が近い」
  • ×「性質が近しいロボット」  ○「性質が似ているロボット」

これらは本来、「近い(ちかい)」を使うべき場面です。 

3. なぜ「近しい」が多用されるのか

これらのような誤用が広がる理由として、以下のような理由が挙げられています。

  • 「近い」だと直接的すぎる: 直接的で冷たい印象を避けるため、柔らかい「近しい」をあえて使う(婉曲表現)。
  • 知的な響き: 「似ている」「近い」よりも少し上品で知的に聞こえるため、特にビジネスの場で誤用が定着した。

結論:正しい使い分け

違和感を避けるためには、以下の使い分けがおすすめです。

 

対象  正しい表現
人との距離 親しい、近しい 近しい関係
場所・距離 近い 家から近い
数値・内容 近い、似ている 数値が近い
性質・特徴 似ている、類似している 性質が似ている

 

特に「数字が近い」や「内容が似ている」といった場面で「近しい」を使うと、言葉の誤用として違和感を与えてしまう可能性が高いでしょう。