”彼(=Tくん)”の訃報を知ったのは、4月2日(2025年)のことだった。
(昨年の11月には他界されていたようだ)
前日が エイプリルフールが 翌日まで繰り下がってきたとさえ錯覚するくらい
「嘘だろ~(驚)」が頭の中でリフレイン。
その日から、忙しさにかまけて
なるべく Tくんのことを考えないようにしてきた。
昨日 ラジオを聞いていて…
さだまさし さんの「極光(オーロラ)」<『夢の轍』>(1982年12月 A面-2曲目)を偶然 耳にした。
そして、ちょっと”彼”との思い出をブログで残しておこうと思いました。
Tくんとは 高校時代に吹奏楽委員会の同期でした。
パートは ボクがクラリネット
”彼”は ユーフォニューム
そんなに普段から
よく会って、話していた訳でもないし
クラスも同じになったことはなかった。
高校卒業後、何がきっかけだったか?
忘れてしまったけど…
(たぶん、吹奏楽委員会の合宿後(長野県・木島平)に
彼の車で 秘境の温泉 秋山郷 切明温泉に行った帰り道の
ひょんな会話から…だと思う)
どちらかともなく、
「秘境(ガイドBOOKに載ってない)温泉巡りがしたい」
ということになった。
1985年8月12日 午後6時56分 御巣鷹山 日航機(123便)墜落事故
の翌早朝 ボクと”彼”は、信濃大町に向かう中央本線の車内にいた。
信濃大町から北アルプス尾根をアタック。
そして、雲の平の先の高天原にある秘境の温泉を目指していた。
ふたりとも、別段 山男でもなく
もちろん山岳部経験もない。
ただの温泉好きなだけであった。
初日の工程は その日の工程の半分以下で挫折。
2日目で およそ13時間を歩き、高天原温泉に到着。
3日目は 槍ヶ岳たもとの槍ヶ岳山荘に泊まる
4日目は 槍沢下山ルートから 徳沢~上高地で帰京
そんなルートでした。
それ以降は…
・白馬三山 縦走と白馬鑓温泉
・安達太良山 登頂とくろがね温泉
・秋田県山奥 トロッコ軌道跡をたどること4時間
~あった川のほとりの露天風呂~
色々とポップアップのように
頭に浮かび過ぎてきて
時系列が滅茶苦茶で、整理がつきません。
T澤<
たくさんの思い出をありがとう。
天国で Seki山 くんと
好きな日本酒で一杯やっていてくれ!
ごめん。
俺、早く行ってやりたいけど…
まだ 行けないや。
だから、もう少し 待っててや。