コロナで一気に普及したリモートオフィスですが、スピーカーとマイクで快適性がずいぶん変わります。
居間など共有のスペースではマイク付きのヘッドフォンやイヤフォンを使うしかありませんが、長時間の利用は耳に負担がかかります。
特に耳に差し込むカナル型のイヤフォンはなおさらです。
(なので私は仕事用にはiPhoneの古いものについていたオープンエア型のイヤフォンを愛用しています)
個室で音を出せるならば、外付けのスピーカー・マイクを使うと快適度が一気に向上します。
外付けのスピーカー・マイクも多くのものが出ていますが、私は多摩電子工業のTSK95を使っています。
もうずいぶん前ですが、もともとは社内の別部門の部長からこれいいよと紹介を受けて、部内の希望者に配ったものです。
小さめの缶詰のようなスタイルのアルミのボディは剛性感もあり、机においても邪魔になりません。
他の製品を使ってみたわけではありませんが、逆に言えば、いろいろなものに目移りする私が、浮気することなく愛用している製品なのです。
少し前にジャンクのTSK95を見つけて購入しました。
500円くらいだったと思います。
ところがいざ使ってみようとしたところ電源ランプが点きません。
ケーブルの断線でしょうか?
分解修理に関する情報を探してみたのですが見当たりませんでした。
仕方ないので自分でトライします。
もし駄目でも、今使っているものがおかしくなった際の情報にはなるかと。
まず、外部にはネジは見えません。
裏の滑り止めのフェルトのようなものを剥がしてみましたが何もありません。
この部分は底蓋とは別の素材のように見えるのでこれを剥がしてみようと試みましたがこれもだめ。
傷だらけになりました。
アルミボディと底蓋の間にカッターをあててみましたがまったく入る気配もありません。
それではと、上部のスピーカーメッシュ部分の穴に広げたクリップを通して上にひっぱったところ取れました。

4本のネジがあります。
このネジを外し、ネジ穴にドライバーを押し込む上下に分解できました。

さて、見たところ断線している様子はありません。
小さなネジで止まっている基盤を外し、上部のスイッチとつながるコネクタを外し…
断線しているようには見えません。
それではと、あらためてとりつけてUSB接続したところ通電しました。
音声もきちんと出ますが、これではいつ再発するかわかりません。
USBケーブルと基盤の接続部分に問題があるのではないかと想像します。
保護の樹脂で保護されてはいますが、なんとなく雑な感じです。
再発防止索は、この部分が動かないように固定することにしました。
グルーガンを出すのが面倒だったので、手元にあった木工用ボンドを流し込みました。
乾いても適度に柔らかいのでこれでよいかなと。

でもこれかなり厚いので、固まるまでの時間考えるとグルーガン出せばよかったと、ボンドを流してから後悔。
1日おいて、固まったので組み上げ、剥がした底面の滑り止めの対応を行います。

室内を物色し、以前100均で購入していた植毛紙のようなシートを貼ることにしました。
これまた100均のコンパスカッターで60mmに切り出しました。
いい感じ。純正と言われてもわからないでしょう。いろいろな傷も隠れました。
滑り止めとしてもきちんと機能します。

ということで修理完了。
スピーカーの音もクリアですばらしい。
いい製品だと思います。
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今はケーブルを外せるタイプも出ているようです。
個人的には基本据え置きで使うものなので従来型でよいとは思いますけれど。