とうとう9月は一度も投稿できなかった。海外視察等で多忙だったと言えばそうなのだが、、ま、怠慢とネタ切れである。
ラベルエキスポというシール・ラベル業界の世界的な展示会がバルセロナで開催された。サクラダファミリアには一生に一度は行ってみたいと思い、思い切って参加したのだ。ベネチアでのラベル印刷会社の見学もセットされており、EUの有名観光地を二つも回れるということで充実した旅となった。
展示会で日本企業のブースを訪れた際、初めてお会いした方から、
「お会いするのは初めてですが、ブログは読んでます!」
と言われ、恥ずかしくなった。印刷業界の2大ブログとまで持ち上げられた。もうお一人の業界ブロガーの方のお名前を聞きそびれた。(ご存知の方教えてください)
しかし、閉口させられたのが治安の悪さ、ツアーガイドさんから再三、スリや強盗に気を付けるように注意喚起がなされた。実際にそれっぽい賊に接近されたりもした。昨年のドイツでも感じたが、EU各国は大量の移民受け入れにより治安が悪化し、街の風景も変化しつつあるようだ。
改めて日本って本当に良い国だと実感した旅となった。
さてさて、
秋になっても、朝のランニングは続けているのだが、夜明けの時間が遅くなり、真っ暗の中を走らざるをえない。それで、できるだけ人のいそうな明かりの多い街中を走るのだが、先日は朝の5時前にコンビニ前に10名くらいの東南アジア系の外国人の方がたむろして酒盛りやってた。近づいてくる私に気づいた彼らの視線が突き刺さり、何かをされたわけではないが、正直ちょっと怖かった。女性なら近づきたくないだろう。
TV番組「そこまで言って委員会」の9月最初のテーマは「日本人ファースト」で、ゲストは参政党の神谷代表と立憲民主党の米山隆一氏だった。米山氏は初出演ながら、なかなかの論客と観た。恥ずかしい不祥事によって新潟県知事を辞職したものの、国会議員に鞍替えし衆議院議員2期目である。灘高から東大医学部卒(博士号)で司法試験にも合格しているという秀才なだけはある。
私はどちらかと言えば保守。普段はレギュラー陣に賛同するのだが、外国人労働者問題では、レギュラー陣よりも本質と実態に即した発言をされていたのは米山氏の方だと思った。大都会・東京で製造現場、介護の現場での人手不足の実態とは無縁のレギュラー陣は地方の実情を捉えられていないと感じた。
先月、研修で対馬の経営者の方のお話しを伺う機会があった。離党・対馬では人口減少が著しく、特にその経営者の方が商売をされている地域は中心部からも大きく外れ、小中学校などの基礎行政サービスも立ち行かなくなりつつあると。
そのお話を伺いながら、これは決して他人事ではないと、背筋が伸びる思いがした。というのも、ついに我が故郷、久留米市の人口が30万人を割り込んだのだ。
久留米市のHPでは毎月の人口を発表している。
3年半前に久留米の人口30万人割れを危惧するブログを上げていたが、これが現実のものとなった。
サクラダファミリアのような観光資源もなく街としての魅力も乏しい我が故郷。それでも以前より主張している病児保育の充実などまだ、人口減少を食い止めるためにやれる事は沢山あると思う。政治家と行政には一人の納税者として奮起を促したい。
昨年、会社の歴史上、最も大きな投資を行った。大きな新工場も建てた。既存の工場内にはもう生産設備を増設できるスペースがなかったからだ。
しかし、工場や設備は借金してお金を出せば買えるが「人」がこなければ製造は儘ならない。
今や高校卒の就職人材は金の卵で、どこの企業も欲しい。昨年は8名も入ってくれて、有難いことにまだ一人も辞めてない。来春も10名以上の高校生から応募があってると聞いているので短期的には大丈夫だろうが、5年後はどうか?と言われれば不安だ。10年後はかなり深刻な事態になるのではないか。さらに数が減り希少価値を帯びる若者らには進学を含め様々な選択肢がある。そんな中で弊社の仕事を選んでもらえるだろうか、、、
そうなると自動化か外国人に頼らざるを得ない。展示会でも感じたがこの斜陽産業には活気的なイノベーションは起きない。とするならば選択肢は限られる。弊社でも既に10名以上のベトナムの方に働いてもらっている。以前は軽作業中心だったが、通訳も入れ、今や印刷機を含め様々な生産機械のオペレーターも担ってもらっている。AI翻訳イヤホンが開発され、会話に不自由しなくなれば、もっと戦力になるのではないか?何と言っても彼らは、若く、ハングリーで勤労意欲が高い。待遇面でも日本人スタッフと全く同一にすべきである。しかも紙器・段ボール製造分野は特定技能2号で無限に延長可となっており、いずれ印刷業や他の業種でも緩和されるだろう。
もう実質的には外国人労働者は解禁されているのだ。
地方を中心に綺麗ごとでは済まされないくらい逼迫している。今やトラックやタクシーのドライバーにも広がっている。それなのに、無人バス、無人タクシー、無人トラックの実証実験など遅々として進まない。日本こそ必要性から本気で取り組むべきと思うが、、、地方に行けばタクシーの数が足りてないのは明らかだ。もう私の中では、あてに出来ない交通インフラに成り下がった。
不法移民や外国人の犯罪等の負の面ばかりがSNSで強調され、参政党などの右派政党に勢いをもたらしているが、移民の経済的プラス面やカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど多くの移民を毎年受け入れていても大きく治安の悪化などが起こってない国などの事例も研究すべきではないか。
かつて大前研一さんはご自身の有料チャンネルで、小学校や中学校など教室も先生も余っているんだから、外国人に日本語や日本での生活様式を教育する施設に転用したらよいと発言されていたが、その通りだと思う。
国が技能実習という建前で誤魔化し続けたのが良くない。しっかり議論し、受け入れ態勢をもっと強固にすべきだ。彼ら彼女らの為にきちっとした教育制度や相談窓口も必要だろう。買い物等の基本生活だけでなく、娯楽や医療等の不安を無くしてあげることだって必要だ。もちろん不法移民やエセ難民、犯罪に手を染める者などは国にお帰り頂こう。
今、某党のリーダーを決める選挙が行われているが、皆さんが記者の質問に「移民反対」と回答された。しかし実態は移民は解禁されているに等しい。農業、建設、介護などの現場では逼迫していて成り立たないのだ。
建前の議論や大衆迎合を辞め、今こそ真剣に議論すべき時だと思う。
朝のオフィスにて


