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株式会社 丸信 社長のブログ

株式会社丸信 代表取締役 平木洋二のブログ
包装資材販売、シール・ラベルの印刷、紙器印刷加工業を営む株式会社丸信の社長のブログです。

中学の頃の夢はゲームプログラマーになることだった。

勉強は嫌いだったので普通の高校へは進学せず、地元の高専に行ってプログラムを学ぼう、、、なんて夢は両親の大反対によって潰えた。随分粘ったのだが、最後は「普通高校に進学したらパソコンを買ってくれる」との餌に飛びついた。そうやって入った高校では落ちこぼれて苦汁をなめるのだが、、興味ある方は過去のブログを読んで欲しい。

 

さて、これまでの人生で最も大きな変化が起きようとしていることを感じている。このことは前々回のブログでも触れた。

 

 

 

やはり「AI」

この歳(今年56歳)で、この経営者という立場でこのような大きな変化に出くわすとはツイてない。ただ立場上、逃げる訳にはいかない。経営者が社会の大きな変化を見て見ないふりをするなら、間違いなく会社を危機に陥れるだろう。

あらゆる業界が無縁ではいられないのではないか。ならば飛び込むしかない。毎日一定時間をGeminiと過ごすようにしている。関連するYouTubeも乱聴している。その中に

GeminiでGoogle Apps Scriptのプログラムを書く

というものがあり、自分でもやってみた。

ここからは、私がGeminiとどのような「対話」を重ねて、便利な自動化ツールを完成させたか、その過程を再現してみる。

【私の依頼①】「まずは、毎朝ニュースをメールしてほしい」

最初に、私はGeminiにこうお願いした。 「毎朝8時にWEBから10個の重要なニュースを探して、自分のGmailに送るGASを作りたいのでコードを書いてください

すると、数秒でGeminiはプログラムコードを提示してくれる。

 

 

Googleドライブを開き、「+ 新規」 > 「その他」 > 「Google Apps Script」 をクリックして新しいプロジェクトを作成します。

 

プロジェクトが開いたら、上部の「無題のプロジェクト」をクリックして、分かりやすい名前(例:「ニュース自動通知」)に変更します。

そして先ほどGeminiが書いてくれたコードを「GASエディタ」という場所にコピー&ペーストするだけ。それだけで、最初の自動化のプログラムが完成しちゃった。「実行」を押せばすぐに結果がわかる。

【私の依頼②】「いいね!じゃあ、カレンダーの予定とToDoリストも追加して」

ニュースが自動で届くことに感動した私は、さらに欲張ってこう依頼しました。 「Googleカレンダーの今日の予定と、ToDoリストも一緒にメールしてほしい

Geminiは「承知いたしました」とばかりに、既存のコードに新しい機能を追加した、改良版のコードをすぐに提示してくれました。まるで、優秀な部下に「この資料に、このデータも追加しておいて」と頼むような感覚だ。

【トラブル発生!】「エラーが出た!助けて!」

機能を追加したコードを動かしてみると、エラーが発生したり、どう進めば分からない画面が出てくることも。一瞬、「やはり素人には無理か…」と心が折れかけた。しかし私はそのエラーメッセージや状況をそのままコピーして、Geminiに伝えた。

 

 

即座に懇切丁寧に解決方法をステップBYステップで教えてくれる。

 

この体験は衝撃だ。

 

問題が発生しても、それを報告すればAIが解決してくれる。これは、もはや一方的な指示ではなく、問題解決を共に行う「パートナー」との協業だ。

【完成!】理想の秘書機能が毎朝届く!

この「依頼→試す→エラー→報告→解決」というサイクルを数回繰り返しただけで、私の理想としていた「毎朝、国内外のニュース、今日の予定、ToDoリストを1通にまとめて、早朝に自分宛にメールしてくれる」ツールが完成した。下記は実際の今朝のメールだ。

 

 

凄くないですか?

 

理系出身の私だからできたと思われただろうか?

確かに少年時代はゲームが好きで中学生の頃はBasic言語でプログラミングをやってたが、大学の専攻は物理で情報系ではない。まあ、理系向けの言語(FORTRAN)の実習はあったが。いずれにしても数十年前の話。

実際、Google Apps Scriptについては一切理解していない。

読んでも分からないし、今回、私自身は一切コードを書いてないのだ。

 

今回の体験を通して、「AIとの協業によるプログラミング」には大きな可能性を感じずにはいられない。なぜなら「何をしたいかを明確に定義し、AIに伝える」だけで自分の理想を実現できる世の中がもうすぐそこまで来ていると感じたからだ。経営者なら誰しも
「こんなサービスを提供してみたい」「世に問うてみたい」
との妄想やアイデアをいくつも持っていると思う。壮大なやつでなくても業務を改善するアイデアだって沢山もっている。

 

これまでだと、リソースが足りなかったり、実現のプロセスが不明だったりして諦めてきたことが、AIの出現によって、リソースを補ってもらえたり、実現までのプロセスが明確になったりする世の中になりつつあるということだ。そう遠くない近未来に、より複雑なシステムであってもコードを書けない素人が自力で構築できる世界が実現するだろう。

 

中学時代に諦めたプログラマーの夢。まさか、こんな形で叶う日が来るとは思わなかった。

経営者という立場は、日常に忙殺され、時に我々から個人的な「夢」や「好奇心」を遠ざける。しかし、AIというテクノロジーは、それを再び呼び覚ましてくれるかもしれない。

誰しもの心の中にも、かつて描いた夢や、長年温めてきたアイデアはないだろうか。それを試すのに、もうリソースや知識の壁は取り払われつつあるのだ。

 

朝の実験室にて