サプライチェーン外し | 株式会社 丸信 社長のブログ

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株式会社丸信 代表取締役 平木洋二のブログ
包装資材販売、シール・ラベルの印刷、紙器印刷加工業を営む株式会社丸信の社長のブログです。

この土日でラン&ウォークで計4万歩を走破。

その後は達成感からキリンのホームタップで朝から生ビール飲むので痩せてはないだろう。(ダイエットライバルのK兄貴、安心してください)

 平日早朝に走る際は安全面や防犯面からイヤホンはしないが、週末の朝はちょっとゆっくり起きて、経営のヒントになるような音源を聴きながら運動している。

有料のサービスも利用しているし、無料の音源も聞く。最近はビジネス書を音源で購入して聞いたりもする。分厚くて何度も挫折したビジネス書も音源で聞くとすんなり頭に入るものだと気づかされた。

 この週末には「影響力の武器」を”聴いた”。読むべき本として30代の頃にお世話になっていたコンサルティング会社のFさんから頂いたのだが、何度読もうとしても眠気に襲われ挫折してきた。数えきれないビジネス書を所有しているけど、そのうちの数冊はこの方から頂いたもので、20年近く経った今でもはっきりと覚えている。「返報性」の効果はやはり絶大だと実感する。お返しできてない気持ちがずっと残っている。

 

さて、話は変わるが、弊社ではFSC認証紙での紙器やシールの製造をお客様にお薦めしている。

 

 

簡単に言うと、FSC®(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)とは、森林資源の保全を目的とした国際森林認証制度で、適切に管理された森林から生産された木材を使って、製品を作り、流通させ、消費者に届ける世界規模の活動である。

 紙は木材から作られるが、闇雲に伐採していけば地球温暖化に直結する。数十年というタームで国際的に森林を管理していこうという取り組みである。印刷会社だけでなく、サプライチェーン全体(紙の代理店、製紙メーカー、外注加工先等)がFSCの認証を取得しなければこのマークを使うことは許されない。

 去年までは所謂”意識の高い”お客様のみに採用されていたが、今年に入って明らかに流れが変わった。お客様の方から多くの引き合いを頂くようになった。SDGsの影響が大きいだろう。最も手軽に取り組める活動であり、エビデンスになる。このマークが製品に印刷されていることは店頭などで消費者にもプラスの印象を与えることができるだろう。

 

「SDGsに取り組まないと将来的にサプライチェーンから外されることになります」

 

と言われてきたが実感はなかった。もう少し先の話かなと。

 そんな中で先日、ユニクロが「中国・新疆ウイグル自治区での強制労働により、生産された疑いがある」として米国から一部製品の輸入差し止めを喰らったとの報道があった。政治的な意図が働いたとも考えられるが、SDGsへの取組みを軽視すれば、サプライチェーンから外されるリスクが本当にあるのだと認識させられた。

 

 実は弊社でFSC認証品を印刷する為に一部の紙の仕入先や外注加工先を変えざるを得なかった。先に述べたがサプライチェーンの全体がFSC認証を取得しなければならないからだ。

 

驚くことに、いつの間にか、サプライチェーン外しを我々がやっていたのだ。

 

その後、外注加工先には認証取得をお願いした。

我々がFSC認証紙をお客様にお薦めし、採用され、使用される。

このブログを読んだ同業者の方が、そんなにFSC認証の引き合いがあるのなら我々も認証取得しようとなる。そして、それぞれの会社がお客様にFSC認証紙を薦める。

 

回りまわって森林が世界規模で適切に管理されていくことに繋がればよい。

 

SDGsは企業の差別化戦略であってはならないと思う。

「地球上の誰一人取り残さない(leave no one behind)」が主旨なのだ。