先日は東京で久しぶりの皇居ラン。
走るのはいつも朝。数年前に夜走ってみたが人が多過ぎてうんざりした。
その点、朝は空いている。東京の中心部で早朝から走る人は限られる。
半分くらいは欧米系の外国人。どこかのエグゼクティブだろう。
鍛えているに違いない、いい身体している。お腹出ている人など皆無だ。
欧米では自己管理できない人は出世できないと聞くが本当なんだと思う。
私はリバウンド気味なので頑張らねば。
さて先日、ある有名経営者の参謀役だった方の講演を拝聴した。
松下経営塾のご出身で、衆議院議員も務めたことがある方。
お話が面白く、直ぐに引き込まれた。
入社当時会社は一兆円企業になったばかりで、4期連続の赤字であった。
その状態で携帯電話会社を買収するのだが、なぜ買収したか、どうやって買収したかという話が講演のクライマックスだった。
ムーアの法則から、今後チップの性能が倍々で上がっていくことから、パソコンで今やっていることが全て手のひらサイズの端末で可能になると考える。つまり将来スマートフォンの時代の到来を予見していた。その為に携帯電話会社の買収をどうしてもやりたかった。
しかし当時一兆円企業と言えども、赤字続きで有利子負債の多さを市場から危険視されていた頃。
そこでその経営者が使った手法がレバレッジドバイアウト。被買収企業のCFを担保に買収資金を調達する方法。日本で最初の事例となる。
当時無謀とも言われた買収だったが、結果、数年後には経常利益が1兆円を超えた日本で3番目の会社となった。
この有名経営者の経営手法と言えば「タイムマシン経営」。
私はまだ日本になくてアメリカなどで流行っている物をいち早く持ち込んで事業化するものと曲解していた。
そうではなくて、今起こっていることから未来を予測し、その時どういうポジションにいて、そこから逆算して今やるべきことを明確にして突き進む。
3兆円という金額で英国のチップの会社を購入したのも、彼には”タイムマシン”に乗って見てきた未来があるからだろう。
一言で言うとこの経営者の他との違いは
「パラダイムシフトの方向性とその時期を読むことに誰よりも関心が強い」
だそうだ。
こういうスケールの大きなお話を聞くのもたまには良い。
目先の業績ばかりに一喜一憂してては・・・
反省だ。
