まだ夏の植え替えを始める前のある夜、アミ戸からものすごい羽音がときおり聞こえ、カナブンか大きな蛾かと、アミ戸をのぞき込んだけれど、わからなかった。
そのアミ戸、アミの下の部分が隅から破れてめくり上がっているのを布テープで止めていたけど、レールも破損していることもあり、今年は新しく買い替えようと思い、寸法を測るため外へ出ようとアミ戸を見たら、上の隅にスズメバチが――。
すぐさま、ちかくにあった「アミ戸用キンチョール」を目いっぱい吹きかけたが、弱るそぶりもなく庭木の方に飛んで逃げて去った。
「アミ戸用キンチョール」をみたら、蚊・蛾・カメムシ用だった、どおりで。
 

画像は、スズメバチが作りかけてた蜂の巣。

数年前、庭木の枝を伐っていたら、枝の中に水ヨーヨー風船くらいの蜂の巣があってびっくりしたし、一昨年あたりは農具を入れてある物置の庇にちょうど巣を作っていたアシナガバチに、知らずに手を刺された。
田舎に戻ってから農作業中にミツバチに3回くらい、草むらに小さい蜂の巣を作っていた黒い小型のハチにも刺された。
アウトドアな職業柄、数年毎にハチに刺されているから、免疫ができているんじゃないかと思っていた。
だが、書くにあたって、アナフィラキシーを調べたら、自分の思っていたことがお花畑だったことがわかり、愕然とした。
加齢によるものかどうかわからないが、このところ年々アレルギー反応が過敏になっている感じで、ダニなどの虫刺されも一度刺されるとカユミが2~3週間くらいずっと続く。
(蜂の場合は刺されると1カ月くらいカユミが止まらない)
中山間地の田舎住みで、手入れの行き届かない庭木がたくさんあり、仕事は毎日野外の作業、これから先、蜂に刺されない可能性はゼロに近い。
そうならないように祈るが、そうなってもこればかりはどうしようもないと覚悟しておくことも必要なのかもしれない。
 

 

穴が開いてますね。
え・・・?
網膜に穴が開いていて、そこに水が入ると網膜剥離になります―― 。

数日前から、左目に糸くずのような浮遊物が出てきて、こすってもこすっても取れなくて (飛蚊症 ーひぶんしょうーというらしい)、ちょうど老母を眼科医に連れて行く予定もあったので、診察の予約 (自分と母) を入れた。
で、検査の結果、左眼の網膜に穴 (2か所) が開いていて、急きょ、同意書にサインし、レーザーで穴をふさぐ手術をすることになった。

下仁田ねぎ・夏の植え替え (2回目の植え替え/本植) 中だったら、検査に行くことはまずなかったから、植え替え前で良かった。


レーザー治療後1週間くらいは、重い物を待たないで、と言われた。(ふさいだところが破れちゃうとのこと)
家に戻って、日が暮れるまで3時間くらいあった。
草むしりくらい大丈夫だろうと畑に行き、しゃがむ膝着きスタイルではなく、立った腰折りスタイルで草をむしった。
ところどころ生えている株間の草とか大草の除去は、移動しやすい立ったままの腰折りスタイルで草をむしるが、上半身は逆立ち状態になるため、顔がパンパンになって痛くなる。
当然、目とその周りも痛くなるから、心配になったけれど、目の前に現れる草をむしらずにはいられなかった。
そんな感じで、1~2時間草をむしっていたら、突如、視界にまた浮遊物が出てきて、頭に血が降りて赤くなっていたであろう顔が青ざめた。


うわぁぁ・・やっちゃった・・。
せっかく治療したのに・・、なんてバカヤローなんだおれは・・・。


とりあえず、確認せねばと、右手で右目を隠し、左眼を上下左右に動かしたけど大丈夫だった。
飛蚊が出たのは、右目だった。


そういえば、左目に飛蚊が出たときも、ネギ畑の草むしり作業をしていたことを思い出し、ちょっと絶望的な気分に襲われた。


草むしり ⇒ 下を向く ⇒ 眼圧がかかる ⇒ 飛蚊症 ⇒ 網膜剥離・・・、農家なんてやってられないじゃないか・・・、終わった・・・。


左目が済んだ途端、右目がなるなんて・・・。
歯もそうだ。
まだ、下仁田ねぎの季節だった冬、ホームセンターのレジ横に、アーモンドの素焼きが置いてあり、ナッツ類は目に良いから、一袋買った。
毎日数粒ずつかじっていたある日、いつものようにガリッと噛んだら、右下奥歯のひとつがアーモンドに負けて欠けた。
ネギの収穫・販売が終わってから隣町の歯医者に行き始め、春のネギ植え終盤にやっと治療が終わったと思ったら、今度は左下奥歯のひとつが土台からゴロっと取れた。


左の耳の耳鳴りは、ここ数年の D J 作業でさらに悪化しているし、鼻はアレルギー反応がより敏感になって、きのうはクシャミと鼻水が止まらなかった。
目・口・耳・鼻、自分の顔の主要パーツがここにきて全部ダメ、総崩れ・・。


話を戻すと、2日続けて高崎の眼科に行くハメになった。
前日と同じように瞳孔を広げる目薬をさして検査してもらったが、とくに穴も見当たらず、うん、大丈夫ですね。と言われた。(浮遊物はたまに出てくるとのこと)
ドクターに大丈夫ですねと言われて3、4日経つが、あいかわらず浮遊物が視界に出てきて、邪魔くさい。
大丈夫なのか・・・?

 

画像は、穴は穴でも、下仁田ねぎを植える穴。

夏の植え替え(春につづいて2回目の植え替え)も始めて3日目。

 

 

先週。

6月の梅雨時期なのに、雨がなく、一雨欲しいなあと思っていたとき、夜半に雨予報が出た。
やったー!と心中で軽くよろこんで、午後は雨に備えての作業をしていたら、まさかの真っ赤な夕焼けが・・・。

 

 

来週からいよいよ関東でも梅雨入りか、とテレビやネットのお天気サイトの梅雨入り予報が出た。
よし、土曜までは降らない、梅雨入り前までに3日作業できる、と20日の木曜から、夏の植え替え (春に続いて2回目の植え替え) を始めた。
朝から昨日のつづきをしていたら、まさかの聞いてない雨が降り始め、昼、関東甲信の梅雨入りのニュースをテレビで知った。

ことしは、予報にひっくり返される年なのか・・・。
なんだかハズレまくっている印象があるが、酷暑の予報もひっくり返って冷夏だとありがたい。