とんぼとノーフューチャー | 有限未来シモニタ

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打ちひしがれず、ねじ伏せられず、もがきながら、あがきながら

 

エライ人が言った。
「トンボのように複眼で、物事をあらゆる角度から見よ。複眼思考を持て!」


在京の頃、ちいさいながらも会社 (アパレル) 経営をしていたこともあって、自分を成長させるような本をたくさん読んだ。
人間の出来が良くないから、それを補うように歴史物・人物・東洋思想などの本を深く掘るように読んだ。
そういった本の中に、「トンボのように複眼で~」 的な話があった(と思う)。

 


さて、その複眼のエラいトンボ君だが、畑から掘ってきた里芋を道の駅に出すため、ホースのジェット噴射で水洗いしているのだけれど、流れ出た先にちいさい水たまりができる。
その太陽が出れば一日で干上がってしまう未来のない水たまりに、オスと合体したメスは長い尾っぽのような尻先を、水面にチョンチョン当てて卵を落としている。
子孫の将来を、そんな近視眼的な感じでいいのか・・?