香川の直島と広島の宮島に行ってきた。その2。
画像は、フェリーと港の赤カボチャ。

 

直島に無事着いたが、島特有のゆるさ というか小さなトラブルが続いた。
レンタサイクル店B に行ったら、2台の予約が3台になっていた。
自転車で昼食を予定してた店に行ったら、休みだった (日曜の夜は食べられる店が少ないから予約必須というネット情報で、3日前くらいに電話したら、今は夜はやってない、昼なら・・というので昼に行ったのだけれど・・・)


ついでに言えば、景観条例のようなものがあるのか、看板が少ない (自販機もない)。
予約した宿は、小高い斜面の上にあるのだけれど、海沿いの車道から斜面に向かう脇道に小さいのがあるだけで、そこから人家の小道を直進なのか折れるのかわからず、とりあえず進んでみたら空き家のようなところで行き止まり。重い荷物を持ちながら、けっこうな傾斜の坂道をムダに歩かされた。


昼食は、宮ノ浦港の真ん前にある 「ゆうなぎ」 というところで 「ヒラメの唐揚げ定食」 1700円、HPや観光協会の写真ではヒラメまるまる一匹の唐揚げだったが、出てきたのは半切れで、テンション下がる。

 

 

食後に、電動自転車で美術館エリアに向かう (電動自転車は、外国人の使用が多いらしく、イスがすんごく高くなっていたので、調整。なんだかひどく短足になった気分を味わう)。


目当ての地中美術館の予約時間を14:45としたので、その前に、李禹煥美術館とヴァレーギャラリー鑑賞。
ベネッセ敷地内は自転車の使用を禁止されているので、外人集団と混じってひたすら歩く (ベネッセホテル宿泊者はシャトルバスで移動)。
日本人はまれで、西洋系はほぼフランス人。東洋系は韓国人多し、どちらも安藤建築/安藤忠雄ファンの多い国だからか・・。
李禹煥美術館は、ネット情報でつまらないというコメントを複数みたが、たしかに映え要素がなく、人もまばらだった。(人のいない分、鑑賞には最適だった)
 

 

ヴァレーギャラリーの発券所の日本人係員から、「日本人のかたですか?もう外国の方ばかりで、日本の方はひさしぶりです!」と笑顔を言われる。
草間作品はカボチャ以外にも人気で、ミラーボール作品には若そうなフィリピン人女性 (タガログ語を喋っていた) 2人組があちこちでポーズしまくってえんえん撮りまくっていた。


地中美術館は、苦労してチケット予約した割には、なんだこんなもんか・・という感想だったが、いまになって思い起こせば、なかなか良かった。
とにかく歩き疲れてて、足痛いし眠気もあるし、コーヒーに飲みたいけど自販機ないしで、空間に全身で浸る、浸れるだけの身体的&精神的な余裕がなかった。


 

もう夕食を食べられるところを探して歩き回る体力気力はゼロだったので、自転車で島内唯一のコンビニに行って食料を買い、自転車返却&荷物を受け取って予約した宿に向かってトボトボ歩く。道をまちがえ無駄に歩いたことは冒頭に書いた。


チェックインし、部屋にたどり着いたら一気に疲れが出て、そのまま寝てしまいそうだったから、景気づけにテレビでもと思ったら、テレビがなかった。
風呂につかって疲れを取ろうと思っても、シャワーしかなかった (島内、水は貴重なのです)。
夕方6時前に、コンビニ弁当を食べる (島へ行ったら ”島食” たべてみたいし、とれたてピチピチの海鮮を食べたかったが、日曜の夜に食べられるところが近くにない)。
弁当食べたら、やることもなくなり (荷物になるので本は持ってこず・・・)、ひまつぶしのテレビもない、テラスから見える海をしばらく眺めて、8時過ぎに寝る。