自分が、親父とは別々に下仁田ねぎの栽培をし始めて10年以上経つが、別にして良かったことのひとつに、実験がある。
毎年、自分が試してみたいことや疑問に思うことなどをプチ実験している。
ことしも、いくつかやっているが、そのうちのひとつが、流れ出た軽い種のその後。

晩春に摘み取ったネギ坊主は、夏の植え替えが終わる9月に種の取り出し作業を行うが、ふるいにかけて大きい種だけにした後、水を張った大きなポリバケツに入れ、沈んだ重い種だけにする。


その際、軽い種は流れ出るが、作業場所が水道のある玄関前のスロープになっているところなので、そのまま町道脇の排水溝まで流れる。
小さい種や軽い種でも発芽するやつは発芽するので、種の採りだし作業する周辺は、発芽した葱苗があっちこっち生えてる。


で、この春、排水溝でがんばっている下仁田ねぎ6本のうちの、一番大きいやつを取り出して、苗床から選ったネギ苗とともに畑に植えてみた。

 

 

植えてから約2か月後。

目印に棒きれを刺しておいたのが、排水溝育ちのド根性・下仁田ねぎ。(矢印)
雨水だけで生き残っていた生命力で、畑に植えたら良いネギになるかも・・と期待していたが、やっぱり軽い種は勝負にならなかった・・・。