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         はじまりは、一冊の本でした。 (上・画像)

         なにげに手にとり、パラリめくった第一章のタイトルが、

         『すき焼きは、ねぎを味わうごちそう』

         でした。

         わたしは、感激しました。

         近年の、なにかってぇと肉人気に
         憎憎しさも覚えていたので、こころ躍りました。

         しかし、読みすすめると、わが下仁田ねぎは
         味付け程度にでてくるだけで、主役は、「深谷ねぎ」でした。

         殿様ねぎと呼ばれる下仁田ねぎの作り手としてじっとしていられず、
         著者の向笠さんにどうしても本場の下仁田ねぎを食べてもらいたくなり、
         出版社に電話しました。

         昨今、個人情報の問題もあるので、いろいろとむずかしいかな、とは思いましたが、
         出版社である平凡社のヒトは、向笠さんに連絡をとってくださり、
         その向笠さんもわたしの申し出をこころよく承諾してくれました。

         そのとき、向笠さん、平凡社さんから、
         「ぜひ参加してください」 といわれたのが、
         第二回、『すきや連』 例会 です。

          “すきや連”とは、『すき焼き通』 の出版に際して発足した、
          「すき焼きを味わいながら、日本の食文化を語り合う会」です。

         下仁田町は、ネギとシラタキという、
         すき焼きには欠かせない食材の名産を2つ持つ町です。

         わたしは、その下仁田代表として、
         その会場となる東京は新橋 「今朝」 さんに 向かいました。。

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