以下は、コリア・タイムズ紙の記事からです。

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韓半島統一を支持する市民が非武装地帯(DMZ)に結集

 

脱北者や朝鮮半島問題の国際専門家を含む約3万人が、土曜日、南北を隔てる非武装地帯(DMZ)付近で行われたコリアン・ドリーム統一実践大行進に参加した。

 

統一だけでなく世界平和にも貢献する、新しい国家を作ることを目的としたこの行事は、市民団体であるコリアン・ドリーム1000万人キャンペーンの市民組織委員会(「1000万人の離散家族・統一実践者委員会」を含む)が主催した。統一省、坡州市政府、世界平和財団(G P F)が後援した。

 

主催者によると、この行進イベントは、政治的イデオロギーではなく、草の根運動としての韓国統一のビジョンを強調することを目的としていた。

 

参加者たちはイムジン閣平和ヌリ公園周辺の約2キロのルートを行進しながら、「市民の力で統一を」、「自由統一と世界平和の実現を 」といったスローガンを唱和した。

 

著名な参加者には、GPFの創設者兼会長であるヒョンジン・プレストン・ムン氏、ヘリテージ財団アジア研究センター会長のエドウィン・フォルナー氏、与党・人民権力党のパク・チュングォン議員らがいた。

 

フォルナー氏は祝辞の中で、「自由民主主義に基づく、自由で統一された朝鮮半島の建設は、幸福追求の一環として創造主から与えられた、不可侵の権利である。朝鮮半島の統一のために、ともに前進しましょう」と述べた。

 

このアメリカ人学者はまた、脱北者、海外在住韓国人、外国人など多様なグローバル・コミュニティを団結させるコリアン・ドリームのビジョンの下、市民主導の統一運動への支持を表明した。

 

GPFのムン会長は基調講演で、「私の父が北朝鮮を訪問したように、私も北朝鮮を訪問する用意がある。この機会を大切にし、共に立ち上がり、朝鮮民族の運命を取り戻し、民族のアイデンティティを回復する主人になろう」と述べた。

 

ムン氏は、統一教会としても知られる世界基督教統一神霊協会の創始者、故文鮮明師(1920-2012)の三男である。文師は1991年に北朝鮮を訪問している。

 

ムン会長はさらに、統一省を単なる政府の省庁としてではなく、社会各界の代表が参加する超党派の組織として再編成すべきだと提案した。