mais ou menos 30


話は3年前にさかのぼる。観光客のひとりとしてローマを訪れていたエトワーユは、街にあふれる遺跡をかなり熱心に見て回っていた。そのうち、彼女は気づいた。あちこちの石に、いくつかの記号が書いてあることに。


らくがきだろうと思ったが、それにしては数多く、しかも丁寧に書かれている。不思議に思って調べてみても、ガイドブックにはなにも載っていない。それもそのはず、それらの記号はマフィア同志が緊急時に発するメッセージとして使われていたものなのだ。

しかし誰もが見ることができ、そしてみたところでなんの意味もなさないこの記号に気づいたからといって、なぜ彼女だけが追われなければならないのか。


それは、エトワーユが持っていた、ある文献のせいだった。その文献があれば、解こうと思えばその記号の意味を解いてしまえる。マフィアに属すある男は、ヨーグルトのジェラートを食べながら、店の片隅で何も知らずにその文献を読む彼女を目撃したのだ。さらに悪いことに、彼女が相当の知識者であることにも気づいてしまった。


しかしスマートなエトワーユは、周囲の空気の異変に気づき、すぐにローマを飛び立った。


それ以来、彼女は常に監視されている感覚と戦っているのだ。ただし、元来楽観的な性質が幸いし、精神的異常は来していない。


追われる立場のエトワーユと、追う立場であるルナ。正反対だが行く道のあるふたりに、一種の憧れをもっているアクア。果たして3人はナスカでなにをみつけるというのだろうか。




それは、ルナにとって重要な情報だったのである。


愛の日に呼ばれたかのように誕生した、アクア

彼女は、毎年毎年ハデなパーティーやらプレゼントの嵐で、プリンセスという理由だけで、知らない人からのお祝い…
そんなのどうでもよかったし、めんどくさいし…誕生日なんて来なければいいと思っていた。




今年はペルーだし一人でひそかに過ごす予定。
それはそれで寂しいが…ガーン表面上のお祝いより全然いい…
そんな風に思っていた



誕生日前日の夕方
一人で歩いていると、エトワーユからの電話着信


今からご飯のお誘いナイフとフォーク

もちろん、すぐに向かう!
波海辺のおしゃれなレストランナイフとフォーク


そこに着くと、ルナもいて、久々に女3人ワイワイ話をしていた音符音符

時間なんて気にせず…
ふと時計を見ると、もうすぐ夜中の12時時計


そんな時、
いきなりエトワーユのバッグがひったくられてしまったカバン

それを追いかける、ルナ走る人


あぶないよー! とルナを追いかけるアクア長音記号2走る人

愛の公園(パルケ・デ・アモール)まで来たところで二人を見失った。


真っ暗の中、だんだん不安に成ってくるアクア


すると、



10 




とカウントダウンが始まる





音符音符PARBENS PARA VOCE音符音符

いきなり、大音響のパラベンスの大合唱



ペルーで出会ったたくさんの人が、笑いながら、プレゼントのシャワー


ベイジーニョの嵐


踊り、歌い、飲み…



アクアにとって初めての愛を感じる誕生日


幸せを感じながら更けていく夜星空


改めて、ペルーや仲間を好きになった…



ドキドキルナの誕生日ドキドキ

大泥棒を捕まえる事に燃えるルナは自分誕生日の事なんてすっかり忘れて、クスコの街中でピスコを飲みながら、聞き込みをしていた。


すると、いきなり花火があがり、ルナの目の前に小さな箱が現れた。


そこには、メッセージが添えてあり…

【HAPPYBIRTHDAY LUNA】


中には、月と太陽のピアス


それを見たルナは送り主が誰だか分かり、なんとも言えない複雑な気持ちで、美しく光輝くピアスを見ていた

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