イチオクノホシ vol.58 | sakurabaでいっぱい 〜SA妄想小説〜

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赤さんと緑くんによるソフトな萌キュンイチャコラですが、激しめなものも書いておりますので未成年の方、男性の方はご遠慮下さい。

コメントは基本的に未承認にしております。




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。。。。。




「まーくん……泣かないで……」




カズが指で涙をぬぐってくれる。








「カズ……ゴメ、ン……」









「ん…………」



カズがスゴく優しい笑顔を向けてくれる。








でも……







「オレ……も……」







「え?なんて?相葉ちゃん」





オレは顔を上げてリーダーを見た。





「しょーちゃんが『arashi』を脱退したら……オレも……『arashi』抜ける……」








「え……!?まーくん!?」





「まー!なんでだよ!!」



驚くふたりをよそにリーダーは難しい顔をして黙ってオレの話を聞いている。






「しょーちゃんのいない『arashi』なんて『arashi』じゃないし……


しょーちゃんだけ、脱退なんてさせない……



オレはもう……しょーちゃんから離れたくない……」




そう言うとまた大粒の涙が流れてきた。











「相葉ちゃん……」



ずっと黙ってオレの言ってる事を聞いてくれていたリーダーがやっと口を開いた。





「リーダー……」








「オマエ……何言ってんだ……?


プロじゃないのかよ。


オマエの言ってた『てっぺん目指す』って……その程度の気持ちだったのか?」





そこには、さっきまでの穏やかな表情が消えて冷たい氷みたいな表情のリーダーがいた。






つづく……