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「雅紀、今日で20年だな。
おめでとう。オマエに出会えて良かった。
オマエに出会えた奇跡に感謝だな」
「しょーちゃん……ありがとう。
オレも、しょーちゃんに出会えて良かった」
「雅紀……」
そう囁いて雅紀の顔を引き寄せてキスをしようと……
RRRRRRR……
「ん?あ、ゴメン、しょーちゃん。電話だ。
……もしもし?
あ、タッキー?」
……え?タッキー??
ガチで雅紀狙ってるタッキーが何の用だよ。
「え?うん……ありがと。よく覚えてたね。
そうだね、しょっちゅう一緒にいたよねー。
あの時はありがとうね?」
雅紀がタッキーと楽しそうに電話してる……。
どうせ入所してすぐくらいの合宿所でのエピソードでも話してんだろうな……
俺はどうせその頃は雅紀をまだよく知らなかったから……
ヤケにキレイなオトコがいるなーとは思ってたけど……
そう言えばいつもタッキーの隣にいたよな……
ダメだ、どんどん拗ねてくる……
「うん、ホントにありがとうね。
……え?今日?ディナー?」
ディナーってなんだよ!
晩御飯じゃねーのかよ!
オシャレかよ!
……まぁタッキーだからおかしくないんだろうけど……
雅紀……タッキーと行っちゃうのか?
断れねーよな、仲いいとは言え一応センパイだもんな……
「タッキー、ゴメンね……。
今日は、行けないや……」
……え?……雅紀?
「今日は……大事な……大好きな人と過ごすんだ……
だから……ゴメンね?
またみんなでごはん行こ?
うん、ゴメンね。ありがとう。
じゃあ……」
雅紀がそう言って電話を切った。
「ん?しょーちゃん、どうしたの?
ボーッとこっち見て……」
「イヤ……いいのか?タッキーからの誘い断って……良かったのか?」
「え?タッキーとの食事、行かなきゃいけなかった?」
「イヤッ、そういうわけじゃないけど……でも……
今言ってた……大事で……大好きな人って……」
「え?わざわざ言わないとわかんない?
今、オレの目の前にいるのに……」
「雅紀……」
「しょーちゃん……さっきの続き、してくんないの?」
そう言って雅紀が上目遣いで見つめてくる。
雅紀……オマエってヤツは……
そうやっていつまでも俺を惑わす。
「雅紀……愛してるよ……
20年……おめでとう……」
「しょーちゃん……ありがとう……
これからも一緒にいようね?
大好きだよ……」
「うん……一緒にいよう……
一生離さないから……」
そう言って俺は雅紀の唇にそっとキスをした。
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こんばんは(๑ ́ᄇ`๑)
今日はいっぱい記事アップしてしまってごめんなさい(>人<)
明日くらいにはしょーちゃん、リオから帰ってくるかな?
リアルしょーちゃんはわかんないけど……(^ー^;)