どうもです。
今回は、新世紀エヴァンゲリオン 第4話「雨、逃げ出した後」をご紹介します。
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登場キャラの台詞を抜粋して、物語の核心と謎に触れていきますよ!!
ミサト「シンジのバカっ!!・・・バカ・・・」
最初のバカは、憎しみがこもって、蹴りもはいったが、二度目のバカは意味深である。
さて、このバカを2回言うしぐさ・・・
果たしてどちらもシンジに言った言葉だろうか??
実は、この2回目のバカはシンジに言ったのでは無いと私は思っている。
では、誰に対して言った言葉なのか??
それは自分自身に対して、つまりミサトがミサトに対して、バカといったのである。
2回目のバカは、自分の言動や行動に対して、後悔の念があるからこそのバカである。
つまり、自分に対して、反省しているということだ。
シンジ「わかってますよ。ちゃんと。もういいいじゃないですか。勝ったんだから・・・」
いやぁ。こりゃミサトさん。怒るって・・・
シンジ君は空気が読めないのではないと思う。
あえて人を怒らすという行動に出た。
その理由の最たるものとしては、「どうせ自分しかエヴァに乗れないんでしょ??だったら乗ってやるよ」
というある種傲慢な考えがあるからに見える。そらく
しかし、おそらく、それだけじゃあるまい・・・
私が思うに父親へ反抗できないシンジが、他人に対して向ける衝動と思える。
そして、特に、このネルフの最高責任者が、ゲンドウなのだ。
つまり、これはミサトへの反抗ではなく、父親ゲンドウに対する反抗をミサトにぶつけているに過ぎない。
そういう意味では、ミサトは被害者といってもいいだろう・・・
シンジ「やめたほうがいいよ・・・。お母さんが心配するから・・・」
ケンスケとシンジの会話。
ケンスケが自分もエヴァンゲリオンを操縦したい!!と意気揚々と話したときの、シンジの返しの台詞がこれである。
結構ずっしりきますよね。
この会話から、シンジはエヴァンゲリオンのパイロットに対して何の感慨もないことが読み取れる。
できるなら、関わらないに越したことは無いということだろう。
トウジ「おまえそれでもマタンキついとんのかぁ??」
これも結構有名な台詞ですね。
これ何を言っているのかわからない人っていないですよね??
女性の方も大丈夫ですよね??
もうこの時点で、すでにトウジはシンジの状況を理解して、仲間として認めている。
どんな敵を前にして仲間を見殺しにするやつは男じゃない!!という台詞ですね。
対してケンスケは非常に落ち着いている。
「勝てない喧嘩をするやつは馬鹿なの。マタンキは関係ないの」と一蹴。
トウジとケンスケは、性格がまったく正反対だから、ある意味うまく言っているのだろう。
ミサト「いい加減にしなさいよ!!人のことなんか関係ないでしょ!!」
ネルフ諜報部に身柄を拘束されて、シンジが、ミサトと久しぶりの対面。
そして、相変わらず双方ともぎこちない会話・・・
自分以外のことに、エヴァを乗る理由を見出す、シンジに対して、ミサトの放ったやりきれない一言。
要は自分が乗りたくなければ、乗りたくないと告げればいいだけだが、
シンジとしてはそれを言ったところで、結局乗らされるだけ。と思っているのであろう。
だから、他人の理由で自分を正当化することしかできない。
当然だ、まだ中学生なのだから・・・
シンジ「僕は卑怯で、臆病で、ずるくて、弱虫で・・・」
初めて、シンジ自身が発した熱のある台詞。そして感情ではないだろうか・・・
そもそも自分自身を自己分析できている人間は大人でも難しい。
それが14歳の子供には酷なこと。
しかし、当然シンジは自分の弱点を知っている。
シンジ「た・・・ただいま」
ミサト「・・・おかえりなさい」
またまた出ました。
第二段です!!
前回に続いての登場です。
このシーンいいですね。
シンジもよく言ったなぁ・・・この場面で「ただいま」
言おうと思ってもなかなか言えんよ。
ミサトの間をおいた「お帰りなさい」も十分すぎる心がこもっている。
巣晴らしいシーンだし、ちょっと涙もろい自分は、ブログを書きながらも、ちょっとほろりときた。
しかも、間をおかず、この第4話が終わるのもすばらしいタイミング。