山形、宮城へ
ある防災関係に熟知している方と山形、宮城とご一緒する機会があり、二泊三日で東北へ。
何か仕事のネタになるものが見つかれば……などと思いつつ、酒盛りと温泉、そして地元の方との交流を楽しんできた。
初日は山形県の旧県庁舎・文翔館で歴史を学びつつ、蔵王温泉では地元の人もあまり行かないという「ドッコ沼」で非日常的な閑静な空間を堪能。
夏のゲレンデから見下ろす絶景を眺めつつ、硫黄泉に入ってリフレッシュしてきた。
札幌のイメージがあったけれど、実は蔵王もジンギスカンが有名だということで、新鮮なラムと生ビール。
柔らかい羊肉と野菜で最高の晩餐を楽しんだ。
その後はご招待してくれた方のご実家が塩竈市にあるということでご案内いただき、リビングで軽く酒盛り。
朝も早かったので初日は早々に就寝した。
2日目は朝5時から塩竈市の魚市場で新鮮な魚貝を仕入れに。
少し遅くなったらすぐに売れ切れてしまうらしいが、マグロや牡蠣、ホヤなどの海産物を見て回った。
日中はお知り合いだという漁師の方のガイド付きで、沿岸をボートで散策。
実に贅沢な「チャーター船」で、観光船では入れない細い水道にも入り、海風と日光を浴びながらつかの間の船旅。
海風を浴びながらキラキラと輝く海面と松島の絶景を眺めてきた。
逆に陸地に上がってからは「馬の背」と言われる細い海岸へと続く道を歩く。
広々とした海と緑のコントラストがどこから見ても見事だった。
夜は朝仕入れた魚介をバーベキュー。
火起こしの達人による炭火、漁師が裁く魚や牡蠣の美味さに圧倒されつつも地酒とともにいただいて、舌鼓を打ってきた。
近隣の方との交流も楽しく、いろいろな話をして盛り上がり、忘れ得ぬひとときをすごしてきた。
3日目には願いが叶うと言われる西方寺で祈祷。
心願成就の願いを込めて祈祷をしてもらい、焼きめしと名物の三角揚げを食べて、旅はいよいよハイライト。
帰りは仙台駅から帰京することになっていて、予定していた震災遺構へ。
こちらについては次のブログで詳しく記そうと思う。
晴天に恵まれた3日間は、考えさせられることが多かったものの、実に充実した日々。
一期一会に感謝しつつ、さらに自分もより多くの人の役に立てるように自分ができることに注力しようと思った次第。
また来られるように仕事を頑張ろうと思う。
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