小説、伊坂幸太郎の“ラッシュライフ”を読んだ

画商の戸田と、彼に振り回される画家の志奈子

空き巣の黒澤

新興宗教にどっぷりはまっている画家志望の河原崎

プロサッカー選手の青山と、不倫関係の精神科医の京子

リストラに会い上司を恨む失業中の豊田

の五つの視点から物語は、殺人や強盗などといったシーンを交えて進行して行くのだが、かなり複雑に絡み合っていて本当におもしろい

タランティーノの“パルプフィクション”を思い出される

伊坂幸太郎、映画が大好きだという

“ラッシュライフ”、なかなか、ポップな小説で最後まで楽しめた

かつ、展開が全く予想できなくて、作者の思うつぼ、作者の罠にまんまとハマってしまう、そんな小説である

映画も小説も、心の底から大好きである



忘れてた、音楽もねぇ…