やぁ、35年ぶり? | 涙せんの弱い人の映画批評

涙せんの弱い人の映画批評

何を見てもすぐ感動して涙する人の為の映画批評。
泣けなかった映画もコメントしますけど。

先日、映画の開始時間まで少し時間があったので、この5年位行ってなかったリサイクルショップに行ったんです。暇つぶしのつもりでしたので、特に物色するわけでもなくプラプラ店内を歩いていました。店内の棚をアミダくじのように。で、行き着いたところがジャンクコーナー。だいたいボロボロの商品が並んでいるので、す~と素通りしようと思ったところ、そこに目が釘付けになる商品が。それは、私が小学生の頃、全然お金なんかなくて、全く手が届かなかった、それは、それは憧れの的のラジオでした。

当時は、新潟駅前の東大通りにナショナルのショールームがあって、よく見に行っていたものです。当時は、BCLというブームが一部の少年の間で流行っていたのです。BCLとは、Broadcasting Listerの略で、海外放送を聞くことを趣味する人たちのことを指します。

昔のラジカセは、AM、FMだけではなくSW(短波)というバンドも搭載するものが多く、私は、古いラジオで海外の放送を楽しんでいました。

当時は、ラジオ・オーストラリア、北京放送、モスクワ放送、BBC、ボイス・オブ・アメリカ、FEN、バチカン放送、アンデスの声、ベトナム放送など様々な放送局が日本向けに放送を行なっており、夜になると夢中になって聞き入ったものです。それは、現在のように、ネットラジオなどなく、海外の声・音楽を直接聞く手段は、短波ラジオが最も手軽だったのです。

私の目を釘付けにしたのは、ナショナルのおそらく1977年に発売されたプロシードRF-4800と云う機種です。民生機ではじめて周波数がデジタル表示されたRF-2800の兄弟機になります。周波数のデジタル表示は、少年にとっては超弩級の衝撃的なことだったのです。

お店で見つけたその商品はは、ジャンク品とは思えない、また、35年の歲月を感じさせない素晴らしく綺麗な商品で、さっそく購入しようとしたのですが、手元にお金がなかったので、取り置きをお願いしました。ただ、取り置きできるのは、本日閉店までで、翌日には、また展示するとのこと。映画を見る用事があったので、その日は、我慢し、(今、考えれば映画を違う日にすればよかったと気が付きましたが)、翌日の夕方、再度、お店に向かいました。今度は、まっすぐジャンクコーナーへ。しかし、そのラジオはすでにありませんでした。肩を落として、カウンターに向かい、店員さんに尋ねました。「昨日のラジオ売れましたか」。と。「いいえ、とっておきましたよ。」と店員さん。なんと、ラジオはレジの向こうにデンと座っていました。(やった~
)「買います。買います。ありがとうございます。」と云うわけでゲットしたのが下の商品。

家に帰り、アンテナ線をつなぎ、電源ケーブルをコンセントにさし、おもむろに電源をオン。デジタル・ディスプレイ・オン、シグナル・インジケーター・ランプ・オン。バンドスケール・ランプ・オン。ダイヤルをゆっくり回す。やっぱり、クルクルのダイヤル操作がBCLの醍醐味ですね。次々入ってくる放送局に感動の嵐。まだ、短波放送局はどっこい生きていますね。

BCL熱再燃
 

今日もノイズに埋もれた放送局を追いかける