華氏451 | 涙せんの弱い人の映画批評

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何を見てもすぐ感動して涙する人の為の映画批評。
泣けなかった映画もコメントしますけど。

泣ケーター

フランソワ・トリュフォー監督作品 1966年英国映画

原作 レイ・ブラッドベリ「華氏451度」

近未来SF。
ガイ・モンターグは、ファイヤーマン。ファイヤーマンといっても、現在のファイヤーマン(消防士)とは、まったく逆。文字通り火をつける人。といっても放火魔ではない。職業である。
世界は、映像と音声の情報だけが許される時代。人々が本を読むこと、本を所有することは犯罪とされた。本を所有していることが発覚した場合は、本はファイヤーマンにより燃やされ、所有者は投獄されられる。
モンターグは、模範的なファイヤーマンだった。しかし、ある日、燃やすべき本をこっそり持ち帰り読んだ。もちろんそれは犯罪である。本人もよくそれを知っている。しかし、今までなんの疑問も持たずに本を燃やしてきたことに、小さなクエスチョンマークが付く...。

華氏451度とは、紙が燃え始める温度のこと(233℃)。

この映画の監督がフランソワ・トリュフォーというのは、いささかびっくりです。トリュフォーと云えば、「突然炎のごとく」、「恋愛日記」、「逃げ去る恋」、「終電車」など、フランス恋愛映画界の巨匠ですから。

また、フランス人監督なのにイギリスで撮影されたというのも意外。実際、当時のイギリスの雰囲気がプンプンしています。

原作は昨日(2012/6/6)亡くなられたレイ・ブラッドベリ。91歳でした。原作は彼の代表作のひとつ。本を所有することを禁止され、人々は、記憶力も思考力も失っていったというストーリー。

そんなことは実際ありえませんが、携帯電話とかスマートになって、記憶力が最近とみに弱くなったと感じるのは年のせい?

ちなみに、「ショーシャンクの空に」、「グリーンマイル」のフランク・ダラポン監督により、リメイクが企画されています。

1967年12月20日 公開 1時間52分

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