ランニングのパワーデータ(srrydを活用して) | 東大阪のパーソナルトレーニングジム 「GYM DE LUXE」

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ダイエット中心のパーソナルトレーニングを東大阪(瓢箪山)で2018年から営業しています。綺麗な施設、個人に合ったアドバイスには自信があります。また現役のトライアスリートでもあり、トライアスロンのパーソナルトレーニングも実施しています。

ランニングのときはstrydというパワーメーターを使用しています。バイクではパワーメーターを使うのが普通になってきましたが、ランニングではまだ使用している人は少ないように思えます。strydの充電はUSB、重さはほとんど感じません。取り付け取り外しも簡単。

ガーミンやポラール等の心拍計用ウォッチとペアリングすれば表示されますし、PCがあれば「stryd power center」というソフトを活用すれば、パワー値はもちろんのこと、自分の走り方が数値で確認できます。今回はその一部を紹介します。

※以下の数値データはあくまでも目安なので絶対ではありません。また他人と比較するのではなく、自分の体格や体力、動きに合った動きづくりができるように進めいくのがいいと思います。

※STRYD Running with Power参考

 

●CP(クリティカルパワー)

疲労がない状態で30〜70分間維持することができる最も高いパワー値。バイクではFTPを参考にしています。

・清水の参考データ    244w

 

●Ground Contact Time(足部接地時間)

150ms〜300msが目安。わかりやすく説明すると地面に着地してから離れるまで0.15秒〜0.3秒がいいとされています。接地時間が長いとバネを使った走り方にはなりません。ちなみにここでいうバネは筋力ではなく、アキレス腱です。なので、バネを使った走りをしようと思ったら、フォアフット着地がいいのではないでしょうか。そのかわりヒラメ筋への負担は大きくなりますね。

・清水の参考データ

キロ6:30ペース/0.47ms

キロ5:30ペース/0.30ms

キロ5:15ペース/0.26ms

これを見ると630のようなゆっくりペース(自分の中では呼吸はかなり楽だし、筋肉への負担も少なく感じる)だと設置時間が長くなるようですね。

 

●Vertical Oscillation(体全体の上下動の幅)

こちらは体の上下動が確認できます。8cm〜14cmが良いとされています。

よく「上下動をせずに頭の高さを一定にして走ると良いですよ」とアドバイスされる人もいますが、上下動が少なければいいわけでもありません。極端に上下動が少ない(腰を落としてすり足で走るような)走り方をする人は、上下動は少ないがバネを使った走りがしにくくなるということも考えられます。

・清水の参考データ

キロ6:30ペース/5.36cm

キロ5:30ペース/7.07cm

キロ5:15ペース/7.19cm

上下動が少なすぎるのかな?バネが少ない走り方をしていると言われればそうかもしれない。

 

●Leg Spring Stiffness(脚のバネ剛性)

ランニング効率の指標。目安は6〜14kN/m。. 反発力が必要なのである程度数値は高い方がいいようです。この数値が低いと筋肉に頼った走り方になって(筋肉が早く疲労して)しまい、前に進む能力が低下します。また体重も影響します。他者と比較するのではなく自分自身の中で比較することが大切です。この能力を高めるために、筋力トレーニングや坂を活用したダイナミックな動きとバイオメカニクス的なドリル練習の実施により、脚のスティフネス(剛性)とランニング効率の改善が見られます。

・清水の参考データ

キロ6:30ペース/6.8kN/m

キロ5:30ペース/8.7kN/m

キロ5:15ペース/9.0kN/m

やはりペースが速くなると着地時の衝撃も上がるため数値も上がります。もう少しバネを使ったテクニックを身につける必要があります。