自宅は築50年越えの空き家をフルリノベーション

インテリアと家づくりが学べる、一級建築士のブログ

↓バックナンバーはこちらから↓

 

近い将来、AIによって多くの仕事が奪われると言われています。

 

インテリアデザイナーもその中のひとつかもしれません…

 

 

すでにインテリア系AIアプリはたくさんありますが、今回紹介するのはサイバーリンク社(台湾)のAIルーム。

 

 

 

部屋の写真を撮ってアップロードするだけで、オシャレなインテリアを提案してくれます。

 

ではさっそくやってみましょう。

 

 

事前にサインインから登録しておきましょう。

メールアドレスだけなので簡単です。

 

ちなみに1日3クレジットもらえます(右上から無料クレジット獲得をクリック)

 

ということで画像生成は1日3回まで無料でできます。

 

 

 

では【ファイルを選択】から生成の基になる写真をアップします。

 

 
我が家のリビングの写真です。
 
インテリアスタイルは北欧や和風、モノクロなど主要なスタイルが予め用意されていますが、プロンプト(文章)で細かく指示することも可能です。
 
せっかくなのでプロンプトを使ってみましょう。
 
「北欧デザインと和風が融合したジャパンディースタイルのリビングルーム」
 
日本語対応しているので楽ですね。
 
さて、ジャパンディースタイルというなかなか難しいお題ですが、AIはどのようなインテリアを提案してくれるでしょうか。
 
結果がこちらです。
 
 
想像していたよりジャパンディーです。笑
 
窓の外に新たな部屋が増築されてるのは見なかったことにしましょう…
 
 
 
ではもう一度全く同じプロンプトで生成してみます。
 
 
今度はしっかり窓の外は庭になっています。
 
同じプロンプトでも生成する度に異なる結果になるのは楽しいですね。
 
 
では続けて違うパターンも。
 
「グレーカラーと明るい木目を主体としたシンプルデザインのリビングルーム」
 
画像生成はプロンプトが命です、AIが分かりやすい文章を書きましょう。
 
結果がこちら。
 
 
これもなかなかいい感じ。
 
細かい部分を指摘したらキリがないですが、
 
例えばリフォームを考えている方が事前にこのようなイメージを生成し、それをリフォーム会社に見せて「こんな雰囲気でお願いします!」といったような使い方はありですよね。
 
 
 
ちなみにアップする写真は家具が入っていたほうが良いです。
 
 
この写真を「スカンジナビアン」で生成しても、
 
 

家具までは生成されませんでした。

 

それでも内装が変わるだけでも十分イメージできますよね。

 

 

 

このようなAIがこれからどんどん進化していくと、インテリアデザイナーや建築士も商売あがったりです。

 


とはいえ現状のAIに出来るのは画像生成までです。


どのような材料を使ってどのような納まりになるのか、この分野はまだまだ人間の手が必要です。



それにしても、


クリエイティブな仕事はAIに仕事を奪われないと聞いていたんだけどなあ…笑